デニーロではなくデ・ニーロですよ

金曜は何時も眠たい。
理由は色々とあるんだけど・・・

10月11日にリサイタルホールで行われた「容疑者」の試写会に行ってきました。

主演はロバート・デ・ニーロです。
デ・ニーロの作品を最後に見たのは去年の「スコア」以来の一年ぶりです（恐らく）。「スコア」はいい作品なので是非レンタルして下さい（エドワード・ノートンの演技に驚くこと間違いなし）。

NY市警殺人課（そんな部署があるのかな？）のビンセント刑事（ロバート・デ・ニーロ）は同じアパートに住んでいるミッシェル（フランシス・マクドーマン）と恋愛をしたりして人生を充実させている。
しかし、ブルックリンの海岸で発生した麻薬ディーラーの殺人事件でビンセントは窮地にたたされる。
殺人容疑で別れた妻に親権が移った実の息子ジョーイ（ジェームズ・フランコ）が指名手配されてしまったのである。
ビンセントには「父親が殺人者で死刑になった」という人には言いたくない辛い過去があった。
実の息子ジョーイにも「殺人者の血が引継がれたのであろうか」と悩むビンセント。
父親として無実を訴えるジョーイを助けるか？
一人の刑事としてジョーイを逮捕するのか？
ビンセントは運命の選択が迫られるのであった・・・

またしても親子ものですよ。ハリウッドは好きですね。親は子を守る。決まりきった内容ですよ。でも、そこにそれぞれのドラマがあったり、隠されたエピソードがあって観客を映画の世界に引きずり込んでいくのですよ。
ラストは良い。いい映画だ。ちょっと泣きそうになった。泣きそうになる映画ではないんだけどね。

それよりも隣に座ったオバハンに一言。
「弁当喰うな！」
始る前にロビーで喰えよ。
モグモグモグモグうるさいねん。
おまけに良い匂いやし。
「はぁ（溜め息）」
マナー違反ですよ。

＜映画館で見ても損はないけど、ビデオ向きかな。ヒット性は薄いな＞