好みの出演者と蛾男
2002年10月17日奇妙なタイトルですよね。特に「蛾男」って。
10月15日に大阪厚生年金会館芸術ホールで行われたデンゼル・ワシントン主演「ジョンQ・最後の決断」の試写会に行ってきました。
デンゼル・ワシントンはどうでしょうか?どんな作品が一番好きですか?僕はこの映画を見るまで「タイタンズを忘れない」が一番好きな作品でした。
ジョン(デンゼンル・ワシントン)の息子マイクが運動中に倒れてしまい昏睡状態になってしまう。病院で検査をした結果、心臓移植が必要であるということが外科医のレイモンド(ジェームズ・ウッズ)から告げられる。
移植するには全部で25万ドルが必要であり、前払い金の7万5千ドルを払わないと移植待機リストにすら掲載されないという。
ジョンが加入している保険では最高金額を支給されても手術代には程遠い。
それでも我が子を助けたい一身で友人や近所の人から理由を話してお金を援助してもらったり、家財道具を売ったりして何とか金を集めて病院に頼み込みにいくが金が足りないとして断られる。
これだけ一生懸命に金を集めたのに何故断るのかと憤慨したジョンは銃を手にして主治医らを人質に取り移植リストに自分の子供の名前を掲載するように要求するのであった。
はたして、掲載されるか・・・・・
3回生の時に受講した財政学の講義で確かN教授はアメリカで救急車を呼んだ場合、救命隊が「保険に加入しているか?」とまず訊ねるっていうぐらい保険にうるさい国だと言っていたことを思い出した。
保険に入っていなければ日本でも高額な治療費をとられる。路上生活者は体の調子が悪くても救急車を呼ぶことは出来ない。何故なら保険に入っていないので高額が治療費が払えないからである。
この映画が気に入った一番の理由は、高額な金を集めるために必死になって四苦八苦するジョンの姿や気持ち(感情・心情・苦労)がキチンと描かれていたところである。大概は何かが欠けていて主人公に都合のいいストーリー展開になるのだがこの映画は違った。何で移植をしてくれないんだと観客はジョンを応援したくなる上手い演出になっている。
お父さんが、どのような「最後の決断」をしたかは教えられませんが、良い映画であることは間違いないと思います。
<是非、劇場で見てください>
_____________________
10月16日に大阪厚生年金会館芸術ホールで行われたリチャード・ギア主演「プロフェシー」の試写会に行ってきました。
「プロフェシー」とは「予言」と言う意味です。でも、僕が英語の知識がないのかもしれませんが、このタイトルからは意味を知らない限りどのようなジャンルの映画なのかは分かりませんよね。ましてや、原題を直訳すると「蛾男の予言」。「蛾男って何や?」って言う感じです。映画自大も「何や?」っていう感じなんですけどね・・・。
ある日の夜、ジョン(リチャード・ギア)は妻の運転で家に向かっている。妻は「何か」に驚いて急ブレーキを踏み車は横転する。病院に運ばれて検査をした結果、ジョンは何事もなかったが妻の脳に腫瘍が見つかり手術をすることになる。手術後、妻は何かに怯えていて、ジョンに「あれを見た?」と言う奇妙な言葉を残して突然なくなってしまう。
妻が亡くなってから2年後、ジョンは深夜に車を運転している。しかし、車のエンジンが故障してしまう。携帯電話を持っていなかったので車の修理屋を呼ぶために近くの民家に電話を借りにいく。
助けを求めた家からは銃をかまえた男が出てくる。男はジョンの顔を見るなり「この男だ!」と銃をジョンに向ける。
「一体何なんだ?」
男は前にも一度来たことがあると言う。
ジョンは全く身に覚えが無い。
それに今いる場所が目的地とは違う方向であることと、出発地点からここまで1時間で500?もの距離を移動したことになっている。
ジョンはありえない話だと思う。
その後、奇妙なことがジョンに起こり始めるのであった・・・
実はこの映画は「隣人は静かに笑う」のマーク・ぺリトン監督が演出しているんですよ。「隣人〜」はハリウッド映画にしては後味が悪すぎるオチでしたが今回もちょっとね。
奇妙なことが起こりまくるんですよ。伏線としてです。例えば、不思議な現象(気配、音、幻聴、幻視)や謎の人影などがね。
見ていてこれは何なんだ。何なんだと思うんですよ。そしてラストにオチが「バーン」と出るんですが僕の頭の中では「?」と整理が出来ないオチなんです。未だに「?」っていう感じです。50%ぐらいはオチが理解出来たんですが、「だったら○○はどう説明出来るんやろ」っていう疑問が残ってしまうぐらい後味が悪い作品です。
<内容的にビデオぽいかな。劇場で見る方は2回見ることを進めます。僕は劇場でもう一度見ようと思います。>
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「竜馬の妻とその夫と愛人」「明日があるさ」「命」と邦画は惨敗気味ですね。いい映画なんですけどね。日本人は洋画志向が強いから見ないねぇ。悲しいねぇ・・・・。
10月15日に大阪厚生年金会館芸術ホールで行われたデンゼル・ワシントン主演「ジョンQ・最後の決断」の試写会に行ってきました。
デンゼル・ワシントンはどうでしょうか?どんな作品が一番好きですか?僕はこの映画を見るまで「タイタンズを忘れない」が一番好きな作品でした。
ジョン(デンゼンル・ワシントン)の息子マイクが運動中に倒れてしまい昏睡状態になってしまう。病院で検査をした結果、心臓移植が必要であるということが外科医のレイモンド(ジェームズ・ウッズ)から告げられる。
移植するには全部で25万ドルが必要であり、前払い金の7万5千ドルを払わないと移植待機リストにすら掲載されないという。
ジョンが加入している保険では最高金額を支給されても手術代には程遠い。
それでも我が子を助けたい一身で友人や近所の人から理由を話してお金を援助してもらったり、家財道具を売ったりして何とか金を集めて病院に頼み込みにいくが金が足りないとして断られる。
これだけ一生懸命に金を集めたのに何故断るのかと憤慨したジョンは銃を手にして主治医らを人質に取り移植リストに自分の子供の名前を掲載するように要求するのであった。
はたして、掲載されるか・・・・・
3回生の時に受講した財政学の講義で確かN教授はアメリカで救急車を呼んだ場合、救命隊が「保険に加入しているか?」とまず訊ねるっていうぐらい保険にうるさい国だと言っていたことを思い出した。
保険に入っていなければ日本でも高額な治療費をとられる。路上生活者は体の調子が悪くても救急車を呼ぶことは出来ない。何故なら保険に入っていないので高額が治療費が払えないからである。
この映画が気に入った一番の理由は、高額な金を集めるために必死になって四苦八苦するジョンの姿や気持ち(感情・心情・苦労)がキチンと描かれていたところである。大概は何かが欠けていて主人公に都合のいいストーリー展開になるのだがこの映画は違った。何で移植をしてくれないんだと観客はジョンを応援したくなる上手い演出になっている。
お父さんが、どのような「最後の決断」をしたかは教えられませんが、良い映画であることは間違いないと思います。
<是非、劇場で見てください>
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10月16日に大阪厚生年金会館芸術ホールで行われたリチャード・ギア主演「プロフェシー」の試写会に行ってきました。
「プロフェシー」とは「予言」と言う意味です。でも、僕が英語の知識がないのかもしれませんが、このタイトルからは意味を知らない限りどのようなジャンルの映画なのかは分かりませんよね。ましてや、原題を直訳すると「蛾男の予言」。「蛾男って何や?」って言う感じです。映画自大も「何や?」っていう感じなんですけどね・・・。
ある日の夜、ジョン(リチャード・ギア)は妻の運転で家に向かっている。妻は「何か」に驚いて急ブレーキを踏み車は横転する。病院に運ばれて検査をした結果、ジョンは何事もなかったが妻の脳に腫瘍が見つかり手術をすることになる。手術後、妻は何かに怯えていて、ジョンに「あれを見た?」と言う奇妙な言葉を残して突然なくなってしまう。
妻が亡くなってから2年後、ジョンは深夜に車を運転している。しかし、車のエンジンが故障してしまう。携帯電話を持っていなかったので車の修理屋を呼ぶために近くの民家に電話を借りにいく。
助けを求めた家からは銃をかまえた男が出てくる。男はジョンの顔を見るなり「この男だ!」と銃をジョンに向ける。
「一体何なんだ?」
男は前にも一度来たことがあると言う。
ジョンは全く身に覚えが無い。
それに今いる場所が目的地とは違う方向であることと、出発地点からここまで1時間で500?もの距離を移動したことになっている。
ジョンはありえない話だと思う。
その後、奇妙なことがジョンに起こり始めるのであった・・・
実はこの映画は「隣人は静かに笑う」のマーク・ぺリトン監督が演出しているんですよ。「隣人〜」はハリウッド映画にしては後味が悪すぎるオチでしたが今回もちょっとね。
奇妙なことが起こりまくるんですよ。伏線としてです。例えば、不思議な現象(気配、音、幻聴、幻視)や謎の人影などがね。
見ていてこれは何なんだ。何なんだと思うんですよ。そしてラストにオチが「バーン」と出るんですが僕の頭の中では「?」と整理が出来ないオチなんです。未だに「?」っていう感じです。50%ぐらいはオチが理解出来たんですが、「だったら○○はどう説明出来るんやろ」っていう疑問が残ってしまうぐらい後味が悪い作品です。
<内容的にビデオぽいかな。劇場で見る方は2回見ることを進めます。僕は劇場でもう一度見ようと思います。>
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「竜馬の妻とその夫と愛人」「明日があるさ」「命」と邦画は惨敗気味ですね。いい映画なんですけどね。日本人は洋画志向が強いから見ないねぇ。悲しいねぇ・・・・。
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