なるほどねぇ

2003年2月26日
「ぼくの生きる道」に教頭先生役で登場している浅野和之さんは、「HR」では和久井さん(臼井晃)に代わって新しく転校してきた学生の役(名前は何だったかな?)も演じていたんですね。
髪型と眼鏡で大分印象が違うんですね。
役者は違うね。
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2月24日に大阪厚生年金会館芸術ホールで行われた「デアデビル」の試写会に行ってきました。

三流ボクサーのジャック(ディビット・キース)は一人息子のマットに自分とは違い「医者や弁護士のようなまともな仕事に就いて欲しい」と言うのが口癖であった。
ある日、マットは盲目の老人がトラックに引かれそうになっているのを助けたが、そのトラックに積まれていた放射性物質を顔に浴びてしまい視力を失ってしまう。
視力を失ったマットの前にある日、謎の男(?)が現れて視力以外の五感を鍛えられる。
その結果、聴覚・嗅覚・味覚・触覚が人並み以上の感覚になりニューヨークのビル街を飛び歩く術も身につけた。
そんなある日、マットの父親が何者かによって殺される事件が発生するが子供のマットにはどうすることも出来ず、父親を殺害したマフィア(マイケル・クラーク・ダンカン)に復讐を誓った。
数十年後、大人になったマット(ベン・アフレック)は、昼間は盲目の弁護士として働き、夜は赤茶色のコスチュームを着て「デアデビル」と名乗り「悪を退治するヒーロー」として活躍し始める。

2日前の日記に「仮面ライダー」みたいと書きましたが、内容はそんなに悪くはないです。
「デアデビル」ってそんなに有名な作品なんでしょうか?
「スパイダーマン」の場合は「手から糸が出たりだとか、どんなコスチュームなのか」というような事が少しは知識にありましたよね。
でも、僕は見る前までは「デアデビル」が何なのかがよく分からなかったのですが、前半の説明シーンで観客に対して「何故、デアデビルなのか?」「何故、そのコスチュームを着るのか?」等を「スパイダーマン」と同じような構成で説明してくれるのでなんの知識もないような僕でもある程度は理解できました。

ヒーロー者ということで悪役も登場します。
「スパイダーマン」でもウィリアム・デフォーが見事なまでに悪役を演じましたが、今回はマイケル・クラーク・ダンカンですよ。
あの渋い声にはいつもクラクラしちゃいますよね。
ほんでもって今回はニューヨークを牛耳るマフィアのボスを演じているのですが、この人ほどスーツと葉巻が似合う人はいないよと言うぐらい役を演じきってました。

そしてもう一人の悪役がコリン・ファレル演じる暗殺者ブルズアイですよ。
結構頭の良い悪役で何と坊主頭で演じています(剃ったのかな?)。
変なね手裏剣みたいなものをバンバン投げてきます(強いです)。
オルガン攻撃のシーンは必見!(何じゃそらと思うね)

敵ではないのですが、ジェニファー・ガーナー演じるエレクトラの演技も必見!
ベン・アフレックと恋仲になる女性です。
男性の観客は峰不二子のような彼女の衣装に目が点になることは間違いなし。

この映画で良かった所は音響でしょうかね。
ベン・アフレックは目が見えないということで音に過敏なんですね。
それを表現するために観客も同じように無音の中で決闘シーンを見せるんですよ。
もちろんハリウッド特有の音楽もありますよ。

決闘シーンもなかなか見応えありです。
CGもかなり凄いです。
コリン・ファレルの悪役ぶりは、ベン・アフレックより目立っていたような気がします。

この映画をもし見に行くあなたにこっそりお教えします。
エンドクレジットが流れ終わるまで見ましょうね!
何かあるよ。

<「うーん」微妙だ。映画館で見ても損はないと思うけど物足りないような感じもする。ちなみに演出は「サイモン・バーチ」の監督です>
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2月25日に御堂会館で行われた「タキシード」の試写会に行ってきました。

恥ずかしがりやで自分に自身がないタクシー運転手のジミー(ジャッキー・チェン)は車の運転技術が並外れて上手かった。
ジミーはひょんなことから億万長者のデブリン(ジェイソン・アイザック)の専用ドライバーになった。
ある日、いつものように送り迎えの運転をしていると、時限爆弾が積まれた無人のスケボーが車の後をつけてくる。
激しいカーチェイスをするも爆弾が車に命中してしまう。
デブリンは重傷を追うが、奇跡的にもジミーは無傷であった。
一人で屋敷に戻ったジミーは、デブリンが耳にたこが出来るぐらい話していた「タキシードには触るな」という言葉を思い出す。
ジミーはデブリンがいないので前から興味があった「そのタキシード」に袖を通すと「無敵の男」になった。
デブリンは資産家ではなくて国を守るエージェントだったのである。
ジミーはタキシードを着てデブリンに成りすまして、新人エージェントのデル(ジェニファー・ラヴ・ヒューイット)と共に細菌兵器学者(ピーター・ストーメア)の絡む事件の調査をする。

いつものジャッキー映画に比べたらアクションはどこか物足りないです。
と言ってもジャッキーも歳だから昔に比べたら無茶は出来ないのかな?
でも今回もコメディ要素を盛り込んだアクションシーンがあるので楽しめなくはないです。
タキシードが制御不能になってジェームズ・ブラウンを殴っちゃうからね。
あのシーンは面白かった(恐らくジェームズ・ブラウンはスタントだけど)。

ストーリーはごくごく普通です。
ジェニファー・ラヴ・ヒューイットにあまり魅力を感じなかったのが残念。

ジャッキーはハリウッドに喰われてしまって香港映画のように無茶なシーンが出来なくなったんだろうね。
ファンとしては残念。
「シャンハイ・ヌーン」の続編「シャンハイ・ナイツ」に期待するとしよう。

この作品って本当はレニー・ハーリンが監督する予定だったらしい。
レニー・ハーリン好きの僕にとってはジャッキーをどう演出するかが見たかった。

<アクションもそれなりに楽しめる。時間も90分前後なので話のテンポもいい感じ。これぞハリウッド版ジャッキーっていう感じ。香港映画時代のジャッキー作品を期待して見に行くと物足りない感じが絶対にします。興味のある人は劇場へ>

本日は長い文章で御免なさい。

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