WARNING
2003年3月26日中学生から始った映画漬けの人生において今日が初めてでしょうね、韓国映画を二本もはしごして見に行ったのは。
僕の中で韓国映画は「ちょっとね」みたいな感じがあったんですよ。
今まで見てきた韓国映画が面白くないのが多かったのか、選んだ作品が悪いのかはよく分かりませんが、今日見てきた韓国映画は凄いですよ。
見た順番からして「猟奇的な彼女」の感想を先に書くべきかと思いますが後半に見た「ボイス」の方を先に書きたいと思います。
去年の韓国内での映画興行成績で年間1位になったぐらいヒットしたそうです(ハリウッド作品を押さえて)。
その前に昨日みた映画の感想から。
3月25日に梅田ブルク7で行われた「わたしのグランパ」の試写会に行ってきました。
珠子(石原さとみ)は、父・恵一(平田満)と母・千恵子(宮崎美子)と祖母・操(波野久里子)の4人で生活している。
父親はサラリーマンなので普通の家庭の子供だと珠子は思っていた。
しかし、南米に出かけていると13年間も聞かされていた祖父・謙三<グランパ>(菅原文太)が家に帰ってくる。
珠子は、そこで初めて自分のオジイチャンが13年間「とある理由」で刑務所に収監されていたという事実を知ってしまう。
しかも、謙三はヤクザだった。
出所した謙三を暖かく近所の住民は迎えてくれる。
珠子は何の罪で刑務所にいたのかが分からないので最初のうちは戸惑うが「あることがきっかけ」で打ち解ける。
しかし、謙三が刑務所に収監される事件を起した暴力団(伊武雅刀)らは出所したことを知ると・・・・。
最初は元ヤクザのオジイチャンと孫との心温まるストーリーかと思いきや、「何だ。この展開は」という感じになっちゃいましたね。
やっぱり「仁義なき戦い」を創った東映だなという感じです。
何と言いましょうか、「中途半端なアクション」みたいな感じです。
オジイチャンの監督にアクション撮らすなよと言いたい。
この話を書くとネタバレみたいな感じなので書けないのが残念です。
まぁ、このアクションシーンがあって話が生きてくるのでカットするわけにはいかなかったのでしょう。
「仁義〜」の頃の菅原文太を知っている人にとっては、あれから何十年後のヤクザは今こんなオジイチャンになっているんだと思わせる節の演技をされています。
それが結構面白いんです。
今時、そんな奴おらんやろうという感じです。
この作品では浅野忠信も出演しています。
わけありのバーのマスター役です。
この人は何を演じても上手いね。
日本映画の貴重な存在ですよ。
<一応主演は菅原文太だけど珠子を演じた石原さとみはホリプロスカウトキャラバンで選ばれたというだけあって可愛らしい感じの演技をされています。しかし、ストーリーがねぇ。ちょっと、ねぇ・・。まぁ、お金がある人は劇場へ。予告編はよかったのですが・・・>
_____________________
おまたせしました(まってないかな)。
3月26日に大阪厚生年金会館大ホールで行われた「ボイス」の試写会に行ってきました。
この映画の試写会を一日3回もやっていたらしいです。
僕が見たのは午後3時45分から始る試写会でした。
平日ということもあって「仄暗い水の底から」以来の空席が目立つ試写会でした(夜の部のやつは結構人が並んでました)。
若手記者(何の仕事をしているかはよく分かりませんでしたが、多分、雑誌か新聞の記者だと思います)のジウォン(ハ・ジウォン)は援助交際に関するスクープ記事を書いてしまったために嫌がらせ電話がかかってくるようになり自宅にも被害が及ぶ。
家族ぐるみで付き合っている妻・ホジュン(キム・ユミ)、夫・チャンフン(チェ・ウジェ)にストーカー紛いの人間に付きまとわれていることを相談する。
夫婦のアドバイスは、携帯の電話番号を変えること、他の家に引っ越すことであった。
チャンフンはベンチャー企業の社長(韓国版プレジデントに載るぐらいのお金持ち)なので、日本で言う田園調布のような場所に大きな一軒家を持っているが一人娘のヨンジェ(ウン・ソウ)が引越しに反対しているために今だ高級マンションで生活しているのでとりあえずはそこで生活するように薦めてくれる。
隣の家からはベートーベンの曲(「月光」<映画の中では重要な曲です>)が毎夜聞こえてくる。
さすが高い物権だけあって隣近所に住む子供も英才教育を受けているんだと思うジウォン。
アドバイス通りに電話会社に行って新しい番号に変えてもらう。
その日の昼にホジュンと一人娘のヨンジェとジウォンは美術館に行くとまだ誰にも教えてない携帯のベルが鳴る。
遊び半分でヨンジェが電話に出る。
ヨンジェは相手の声を聞いて「白目を向いて絶叫」する。
その日以来、ヨンジェの様子はオカシクなった。
ジウォンが毎夜聞いていたベートーベンのピアノ曲は隣近所の子供が弾いているのではなく自分が仮住まいしている豪邸から聞こえていることと、自分が今、所有している携帯電話の番号の過去の所有者が皆、不可解な死を遂げてているという事実を知ってしまう・・・。
韓国映画史上最も怖いホラーです。
前もって言っておきます。
ホラーが苦手な人、怖がりの人は絶対に見ない方がいいです。
久しぶりにヤバイなと感じました。
正直言いまして、2回ほど「あかん、あかん」と思いました。
皆さんは、どうでしょうか?
自分自身が所持している携帯電話の番号をどんな人が前に使っていたのかなと考えたことはあるでしょうか?
普通は誰も使ってないやろと思いますよね。
月に一回請求が来る会社に勤めている友人に聞いたところ使いまわしみたいですよ。
この点に注目した脚本家の人は凄い発想だと思いますよ。
何かの運命でその番号を得てしまった主人公の女の人がとんでもない目にあうんですよ。
映画通の方なら、このシーンみたことあるぞと思うシーンがいくつかあると思います。
僕が見つけただけでも「リング」「仄暗い水の底から」「交霊・降ろをみるな」「ホワット・ライズ・ビニーズ」「エクソシスト」「HANA−BI」あたりのシーンをパクってますね。
しかしですね、オチはオリジナルです。
ネタバレぽいんですが、一人娘の子に霊が宿ってしまうんですよ。
それをどう追い出すかが、僕が考えてたオチ予想だったんですね。
見事に外れました。
ビックリしますよ。
「えっ!・・・おいおい・・・マジで、そんな展開あり!・・・うわぁ・・出てきた・・あかんよ・・・あかんよ・・逃げて、逃げて・・あぁ!!!」
っていうオチなんですよ(分かりにくいですね)。
これは凄いよ。
その証拠に「リング(日本の方ね)」以来ですね、エンドクレジットが流れてから会場全体がどよめきました(やっと終わったと言う安堵感みたいなものですかね。怖さを笑って済まそうとしている人もいましたね)。
他にも怖いシーンが多々あるんですよ。
見て怖い、心理的に怖い、音響が怖い、雰囲気が怖い・・・などなど。
この映画で注目すべきは、娘役の子の演技ですよ。
個人的には今年の助演女優賞はこの子で決まりです。
冗談抜きで、霊にとりつかれた時の演技にはヒクよ(あまりの凄さに)。
マジで怖い。
ゴールデン・ウィークに公開です。
本日のタイトル「WARNING」は、この映画を見てドキッとする既婚男性に向けてのメッセージです。
気をつけてくださいよ。
この映画のキャッチコピーが「愛しているな電話に出て・・・」ですからね・・・。
<ゴールデンウィークにカップルで見るのには最適です。えぇ、本当に怖いので見に行かれる方は体調の言いの時に行って下さい。あと晴れている日ね。見れば分かるけど雨の日にみるとキツイモノがあるからね。当分は「月光」を聞くと「あのシーン」を思い出すと思います。劇場で見ることを薦めます。家のビデオでは味わえない恐怖が体験できます>
主人公のハ・ジウォンは日本で人気でるんじゃないの。
この映画を見てお気に入りの女優さんになっちゃいました。
僕の中で韓国映画は「ちょっとね」みたいな感じがあったんですよ。
今まで見てきた韓国映画が面白くないのが多かったのか、選んだ作品が悪いのかはよく分かりませんが、今日見てきた韓国映画は凄いですよ。
見た順番からして「猟奇的な彼女」の感想を先に書くべきかと思いますが後半に見た「ボイス」の方を先に書きたいと思います。
去年の韓国内での映画興行成績で年間1位になったぐらいヒットしたそうです(ハリウッド作品を押さえて)。
その前に昨日みた映画の感想から。
3月25日に梅田ブルク7で行われた「わたしのグランパ」の試写会に行ってきました。
珠子(石原さとみ)は、父・恵一(平田満)と母・千恵子(宮崎美子)と祖母・操(波野久里子)の4人で生活している。
父親はサラリーマンなので普通の家庭の子供だと珠子は思っていた。
しかし、南米に出かけていると13年間も聞かされていた祖父・謙三<グランパ>(菅原文太)が家に帰ってくる。
珠子は、そこで初めて自分のオジイチャンが13年間「とある理由」で刑務所に収監されていたという事実を知ってしまう。
しかも、謙三はヤクザだった。
出所した謙三を暖かく近所の住民は迎えてくれる。
珠子は何の罪で刑務所にいたのかが分からないので最初のうちは戸惑うが「あることがきっかけ」で打ち解ける。
しかし、謙三が刑務所に収監される事件を起した暴力団(伊武雅刀)らは出所したことを知ると・・・・。
最初は元ヤクザのオジイチャンと孫との心温まるストーリーかと思いきや、「何だ。この展開は」という感じになっちゃいましたね。
やっぱり「仁義なき戦い」を創った東映だなという感じです。
何と言いましょうか、「中途半端なアクション」みたいな感じです。
オジイチャンの監督にアクション撮らすなよと言いたい。
この話を書くとネタバレみたいな感じなので書けないのが残念です。
まぁ、このアクションシーンがあって話が生きてくるのでカットするわけにはいかなかったのでしょう。
「仁義〜」の頃の菅原文太を知っている人にとっては、あれから何十年後のヤクザは今こんなオジイチャンになっているんだと思わせる節の演技をされています。
それが結構面白いんです。
今時、そんな奴おらんやろうという感じです。
この作品では浅野忠信も出演しています。
わけありのバーのマスター役です。
この人は何を演じても上手いね。
日本映画の貴重な存在ですよ。
<一応主演は菅原文太だけど珠子を演じた石原さとみはホリプロスカウトキャラバンで選ばれたというだけあって可愛らしい感じの演技をされています。しかし、ストーリーがねぇ。ちょっと、ねぇ・・。まぁ、お金がある人は劇場へ。予告編はよかったのですが・・・>
_____________________
おまたせしました(まってないかな)。
3月26日に大阪厚生年金会館大ホールで行われた「ボイス」の試写会に行ってきました。
この映画の試写会を一日3回もやっていたらしいです。
僕が見たのは午後3時45分から始る試写会でした。
平日ということもあって「仄暗い水の底から」以来の空席が目立つ試写会でした(夜の部のやつは結構人が並んでました)。
若手記者(何の仕事をしているかはよく分かりませんでしたが、多分、雑誌か新聞の記者だと思います)のジウォン(ハ・ジウォン)は援助交際に関するスクープ記事を書いてしまったために嫌がらせ電話がかかってくるようになり自宅にも被害が及ぶ。
家族ぐるみで付き合っている妻・ホジュン(キム・ユミ)、夫・チャンフン(チェ・ウジェ)にストーカー紛いの人間に付きまとわれていることを相談する。
夫婦のアドバイスは、携帯の電話番号を変えること、他の家に引っ越すことであった。
チャンフンはベンチャー企業の社長(韓国版プレジデントに載るぐらいのお金持ち)なので、日本で言う田園調布のような場所に大きな一軒家を持っているが一人娘のヨンジェ(ウン・ソウ)が引越しに反対しているために今だ高級マンションで生活しているのでとりあえずはそこで生活するように薦めてくれる。
隣の家からはベートーベンの曲(「月光」<映画の中では重要な曲です>)が毎夜聞こえてくる。
さすが高い物権だけあって隣近所に住む子供も英才教育を受けているんだと思うジウォン。
アドバイス通りに電話会社に行って新しい番号に変えてもらう。
その日の昼にホジュンと一人娘のヨンジェとジウォンは美術館に行くとまだ誰にも教えてない携帯のベルが鳴る。
遊び半分でヨンジェが電話に出る。
ヨンジェは相手の声を聞いて「白目を向いて絶叫」する。
その日以来、ヨンジェの様子はオカシクなった。
ジウォンが毎夜聞いていたベートーベンのピアノ曲は隣近所の子供が弾いているのではなく自分が仮住まいしている豪邸から聞こえていることと、自分が今、所有している携帯電話の番号の過去の所有者が皆、不可解な死を遂げてているという事実を知ってしまう・・・。
韓国映画史上最も怖いホラーです。
前もって言っておきます。
ホラーが苦手な人、怖がりの人は絶対に見ない方がいいです。
久しぶりにヤバイなと感じました。
正直言いまして、2回ほど「あかん、あかん」と思いました。
皆さんは、どうでしょうか?
自分自身が所持している携帯電話の番号をどんな人が前に使っていたのかなと考えたことはあるでしょうか?
普通は誰も使ってないやろと思いますよね。
月に一回請求が来る会社に勤めている友人に聞いたところ使いまわしみたいですよ。
この点に注目した脚本家の人は凄い発想だと思いますよ。
何かの運命でその番号を得てしまった主人公の女の人がとんでもない目にあうんですよ。
映画通の方なら、このシーンみたことあるぞと思うシーンがいくつかあると思います。
僕が見つけただけでも「リング」「仄暗い水の底から」「交霊・降ろをみるな」「ホワット・ライズ・ビニーズ」「エクソシスト」「HANA−BI」あたりのシーンをパクってますね。
しかしですね、オチはオリジナルです。
ネタバレぽいんですが、一人娘の子に霊が宿ってしまうんですよ。
それをどう追い出すかが、僕が考えてたオチ予想だったんですね。
見事に外れました。
ビックリしますよ。
「えっ!・・・おいおい・・・マジで、そんな展開あり!・・・うわぁ・・出てきた・・あかんよ・・・あかんよ・・逃げて、逃げて・・あぁ!!!」
っていうオチなんですよ(分かりにくいですね)。
これは凄いよ。
その証拠に「リング(日本の方ね)」以来ですね、エンドクレジットが流れてから会場全体がどよめきました(やっと終わったと言う安堵感みたいなものですかね。怖さを笑って済まそうとしている人もいましたね)。
他にも怖いシーンが多々あるんですよ。
見て怖い、心理的に怖い、音響が怖い、雰囲気が怖い・・・などなど。
この映画で注目すべきは、娘役の子の演技ですよ。
個人的には今年の助演女優賞はこの子で決まりです。
冗談抜きで、霊にとりつかれた時の演技にはヒクよ(あまりの凄さに)。
マジで怖い。
ゴールデン・ウィークに公開です。
本日のタイトル「WARNING」は、この映画を見てドキッとする既婚男性に向けてのメッセージです。
気をつけてくださいよ。
この映画のキャッチコピーが「愛しているな電話に出て・・・」ですからね・・・。
<ゴールデンウィークにカップルで見るのには最適です。えぇ、本当に怖いので見に行かれる方は体調の言いの時に行って下さい。あと晴れている日ね。見れば分かるけど雨の日にみるとキツイモノがあるからね。当分は「月光」を聞くと「あのシーン」を思い出すと思います。劇場で見ることを薦めます。家のビデオでは味わえない恐怖が体験できます>
主人公のハ・ジウォンは日本で人気でるんじゃないの。
この映画を見てお気に入りの女優さんになっちゃいました。
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