「ラブコメの帝王」と「まがったことが大嫌い原田泰造です」
2003年5月24日意味深なタイトルで始りましたね。
まぁ、それなりに意味があるんですが、怒られそうな気がします。
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5月24日に梅田ブルク7で「トゥ・ウィークス・ノーティス」を見てきました。
公開初日の最初の上映。
しかも、カップルか、女の子同士ばっかりで、野郎は僕一人みたいな・・・。
まぁ、いいや。
ニューヨークで弁護士をしているハーバード大卒のルーシー(サンドラ・ブロック)は自宅の近所にある施設(滋賀県の豊郷小学校のような由緒ある建物)をウェイド不動産が取り壊しを強行しようとしているので反対運動を同僚のメリル(へザー・バーンズ)と共に行って、かろうじて阻止に成功するシーンから始ります。
同僚のメリルは彼氏との交際は順調だが、ルーシーの彼氏は彼女そっちのけで仕事に没頭して誕生日すら一緒に祝ってくれない男であった。
話は変わってとある病院関係のパーティ会場。
ウェイド不動産のトップマネジメントのジョージ(ヒュー・グラント)がスピーチをしている。
ジョージは雑誌に載るぐらいの大金持ちであり、ホテルの高級スイートで毎日生活しており、女性にはモテモテで直ぐに手を出してしまう男。
ウェイド不動産の女性顧問弁護士とは常に肉体関係をもってしまうがために弁護士が長続きしない。
そんなある日、ルーシーのもとにウェイド不動産から顧問弁護士にならないかと依頼がくる。
ルーシーは何とかして施設の取り壊しを阻止したかったので依頼を引き受けるのであった・・・。
この映画のタイトルである「トゥ・ウィークス・ノーティス」とは、会社を辞める際は「2週間前に上司に言って下さい」っていう意味なんですよ。
まぁ、感の良い人ならこの2週間の間に「何かあるな!」と思われるかもしれませんが、その通りです。
サンドラ・ブロックって、もう39歳なんですってね。
この映画を最後に当分はラブコメには出ないそうです。
だから、この映画ではかなりコメディの部分ではじけた演技をしています。
例えば、CMでも流れている道路のシーン。
ヒュー・グラントとサンドラ・ブロックは車に乗ってるんですが、かなり道路は渋滞していているんですよ。
そしたらですね、サンドラ・ブロックがお腹が痛くなって「大」がしたくなるんですが、トイレに連れて行ってあげたいんだけど車が一向に前に進まないので二人であたふたするコメディシーンがあるんですよ(サンドラ・ブロックの演技は必見!!)。
大女優が「大」がしたいなんて演技を日本の女優さんがしますか?
さすがハリウッド女優ですよ。
「大」がしたいサンドラ・ブロックがどうなったかは、劇場でお楽しみに(さすが、ヒュー・グラントっていう感じ)。
この映画にはNYメッツ時代の新庄もカメオ出演しています。
マイク・ピアザも出演していてエンドクレジットにも名前が載っているのに新庄の名前はクレジットされてませんでした。
何でだろう?
ハリウッド映画なんでどういう結末になるかは最初から分かってるんだけど、サンドラ・ブロックが自分自身に素直になれない女性を演じて観客をヤキモキさせてくれます。
「好きなら、好きって素直に言いなさい」みたいなね。
最初、ヒュー・グラントは何時も通りの金持ちでモテモテの嫌な男なんですが、ラストは「ええ男」になってしまうんですよね。
お決まりのパターンなんですが、なぜが許せてしまう俳優さんですよね。
<ニューヨークの美しい夜景や街並みが良い感じで話を盛り上げてくれる作品です。でも、ビデオ向きの作品です>
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5月24日に梅田ブルク7で「ハンテッド」を見てきました。
最終上映に何とか滑り込むことが出来ました。
「リローデッド」に並んでいる観客の間をすり抜けて劇場内に入ったはいいものの、観客が少なかった。
土曜の夜だからか?
それとも宣伝不足なのかな?
そう言えばあんまりCMで見なかったなぁ・・。
物語は1999年に起きたコソボ紛争の激戦地から始ります。
アメリカ軍の特殊部隊に所属するハラム(ベニシオ・デル・トロ)は一人で敵陣に潜入してターゲットを殺す事に成功する(とにかく、デル・トロは凄い男であると言うのを強烈に観客に印象付けます)。
そして現在。
オレゴン州にある自然が豊かなシルヴァー・フォールズ州立公園(公園と言っても半端じゃなく広いです)で野生動物の痕跡を追って、安全に動物たちが過ごしているかどうかを見守ると言う仕事をしているFBIのボンハム(トミー・リー・ジョーンズ)の元に最近、この州立公園内で発生した残虐殺人事件の捜査協力をして欲しいと依頼がくる。
この捜査を指揮するのはFBIの女性捜査官のデュレル(コール・ニールセン)であったが、一人で犯人の痕跡を追いたいと言って単独行動をする。
ボンバムは現場の状況や殺された死体を見て、これは並の人間が出来る殺人ではなく自分がかつてアメリカ軍の特殊部隊で教官していた時に教えたサバイバル術による殺しだと直感する。
犯人がハラムだと分かったボンハムは命がけで彼を逮捕しようと試みるが(ハラムはナイフ一つでどんな数の人間も殺せる訓練を受けている)・・。
この手のジャンルはトミー・リー・ジョーンズのお得意の分野なのかな?
彼が悪者を追うという話は「逃亡者」「追跡者」「ダブルジョパディ」などでもあるんですが、今回もよく似た話なんですよ。
上記の3作品と比べると正直な所一番面白くない作品かもしれません。
やっぱり何故、デル・トロが大量殺人を繰り返すかが話を見ていても分からないんですよ。
理由は「これこれこう言うわけで」と説明するシーンがあるんだけど、それでも疑問なんだけどなぁ・・。
話の見所はやっぱり二人の追いつ追われつの展開でそこそこ面白いんだけど、結局、何をこの映画で観客に伝えたいのかが分からない。
ただ人を殺したかっただけではないのかな?
もしくは戦場で生き残りたいのであれば、「こんなこと」や「あんなこと」をしなければ生き残れないんだよっていうことしか印象にないな(その辺に落ちているものを拾って改良して武器にしちゃうシーンは凄いと思った。後、「人間は此処と此処を刺せば死ぬよ」と説明して実践するシーンは放映していいのかと思った)。
デル・トロの殺人犯役はかなり凄いものがあり、トミー・リー・ジョーンズの執念深いFBIの捜査官役も素晴らしかったが、話がついていけなかったのがとても残念でした。
違う作品でこの二人の素晴らしい演技を堪能したかった。
デル・トロの作品は好きなのになぁ。
今回ばかりはちょっとね・・・。
デル・トロが出演している「誘拐犯」は結構お薦め作品ですよ。
この映画の監督は、ホラー映画でお馴染みのウィリアム・フリードキン監督です(「ミュージック・オブ・ハート」の監督なんですがね)。
そう言えば、この監督とトミー・リー・ジョーンズは「英雄の条件」でもタッグを組んでたね。
あの映画もイマイチわけ分からん作品だったね。
<よく分からない作品ですよ。あんまりお薦めは出来ませんね>
最後に怒らないで下さいね。
デル・トロって、どことなく原田泰造に似てない?
僕は、たまにデル・トロが原田泰造に見えてくるんですよ。
怒らないで、怒らないで。
何となくですから。
だから許してくださいね。
今日は長い文章ですみません。
読んでくれた方、お疲れ様でした。
まぁ、それなりに意味があるんですが、怒られそうな気がします。
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5月24日に梅田ブルク7で「トゥ・ウィークス・ノーティス」を見てきました。
公開初日の最初の上映。
しかも、カップルか、女の子同士ばっかりで、野郎は僕一人みたいな・・・。
まぁ、いいや。
ニューヨークで弁護士をしているハーバード大卒のルーシー(サンドラ・ブロック)は自宅の近所にある施設(滋賀県の豊郷小学校のような由緒ある建物)をウェイド不動産が取り壊しを強行しようとしているので反対運動を同僚のメリル(へザー・バーンズ)と共に行って、かろうじて阻止に成功するシーンから始ります。
同僚のメリルは彼氏との交際は順調だが、ルーシーの彼氏は彼女そっちのけで仕事に没頭して誕生日すら一緒に祝ってくれない男であった。
話は変わってとある病院関係のパーティ会場。
ウェイド不動産のトップマネジメントのジョージ(ヒュー・グラント)がスピーチをしている。
ジョージは雑誌に載るぐらいの大金持ちであり、ホテルの高級スイートで毎日生活しており、女性にはモテモテで直ぐに手を出してしまう男。
ウェイド不動産の女性顧問弁護士とは常に肉体関係をもってしまうがために弁護士が長続きしない。
そんなある日、ルーシーのもとにウェイド不動産から顧問弁護士にならないかと依頼がくる。
ルーシーは何とかして施設の取り壊しを阻止したかったので依頼を引き受けるのであった・・・。
この映画のタイトルである「トゥ・ウィークス・ノーティス」とは、会社を辞める際は「2週間前に上司に言って下さい」っていう意味なんですよ。
まぁ、感の良い人ならこの2週間の間に「何かあるな!」と思われるかもしれませんが、その通りです。
サンドラ・ブロックって、もう39歳なんですってね。
この映画を最後に当分はラブコメには出ないそうです。
だから、この映画ではかなりコメディの部分ではじけた演技をしています。
例えば、CMでも流れている道路のシーン。
ヒュー・グラントとサンドラ・ブロックは車に乗ってるんですが、かなり道路は渋滞していているんですよ。
そしたらですね、サンドラ・ブロックがお腹が痛くなって「大」がしたくなるんですが、トイレに連れて行ってあげたいんだけど車が一向に前に進まないので二人であたふたするコメディシーンがあるんですよ(サンドラ・ブロックの演技は必見!!)。
大女優が「大」がしたいなんて演技を日本の女優さんがしますか?
さすがハリウッド女優ですよ。
「大」がしたいサンドラ・ブロックがどうなったかは、劇場でお楽しみに(さすが、ヒュー・グラントっていう感じ)。
この映画にはNYメッツ時代の新庄もカメオ出演しています。
マイク・ピアザも出演していてエンドクレジットにも名前が載っているのに新庄の名前はクレジットされてませんでした。
何でだろう?
ハリウッド映画なんでどういう結末になるかは最初から分かってるんだけど、サンドラ・ブロックが自分自身に素直になれない女性を演じて観客をヤキモキさせてくれます。
「好きなら、好きって素直に言いなさい」みたいなね。
最初、ヒュー・グラントは何時も通りの金持ちでモテモテの嫌な男なんですが、ラストは「ええ男」になってしまうんですよね。
お決まりのパターンなんですが、なぜが許せてしまう俳優さんですよね。
<ニューヨークの美しい夜景や街並みが良い感じで話を盛り上げてくれる作品です。でも、ビデオ向きの作品です>
_____________________
5月24日に梅田ブルク7で「ハンテッド」を見てきました。
最終上映に何とか滑り込むことが出来ました。
「リローデッド」に並んでいる観客の間をすり抜けて劇場内に入ったはいいものの、観客が少なかった。
土曜の夜だからか?
それとも宣伝不足なのかな?
そう言えばあんまりCMで見なかったなぁ・・。
物語は1999年に起きたコソボ紛争の激戦地から始ります。
アメリカ軍の特殊部隊に所属するハラム(ベニシオ・デル・トロ)は一人で敵陣に潜入してターゲットを殺す事に成功する(とにかく、デル・トロは凄い男であると言うのを強烈に観客に印象付けます)。
そして現在。
オレゴン州にある自然が豊かなシルヴァー・フォールズ州立公園(公園と言っても半端じゃなく広いです)で野生動物の痕跡を追って、安全に動物たちが過ごしているかどうかを見守ると言う仕事をしているFBIのボンハム(トミー・リー・ジョーンズ)の元に最近、この州立公園内で発生した残虐殺人事件の捜査協力をして欲しいと依頼がくる。
この捜査を指揮するのはFBIの女性捜査官のデュレル(コール・ニールセン)であったが、一人で犯人の痕跡を追いたいと言って単独行動をする。
ボンバムは現場の状況や殺された死体を見て、これは並の人間が出来る殺人ではなく自分がかつてアメリカ軍の特殊部隊で教官していた時に教えたサバイバル術による殺しだと直感する。
犯人がハラムだと分かったボンハムは命がけで彼を逮捕しようと試みるが(ハラムはナイフ一つでどんな数の人間も殺せる訓練を受けている)・・。
この手のジャンルはトミー・リー・ジョーンズのお得意の分野なのかな?
彼が悪者を追うという話は「逃亡者」「追跡者」「ダブルジョパディ」などでもあるんですが、今回もよく似た話なんですよ。
上記の3作品と比べると正直な所一番面白くない作品かもしれません。
やっぱり何故、デル・トロが大量殺人を繰り返すかが話を見ていても分からないんですよ。
理由は「これこれこう言うわけで」と説明するシーンがあるんだけど、それでも疑問なんだけどなぁ・・。
話の見所はやっぱり二人の追いつ追われつの展開でそこそこ面白いんだけど、結局、何をこの映画で観客に伝えたいのかが分からない。
ただ人を殺したかっただけではないのかな?
もしくは戦場で生き残りたいのであれば、「こんなこと」や「あんなこと」をしなければ生き残れないんだよっていうことしか印象にないな(その辺に落ちているものを拾って改良して武器にしちゃうシーンは凄いと思った。後、「人間は此処と此処を刺せば死ぬよ」と説明して実践するシーンは放映していいのかと思った)。
デル・トロの殺人犯役はかなり凄いものがあり、トミー・リー・ジョーンズの執念深いFBIの捜査官役も素晴らしかったが、話がついていけなかったのがとても残念でした。
違う作品でこの二人の素晴らしい演技を堪能したかった。
デル・トロの作品は好きなのになぁ。
今回ばかりはちょっとね・・・。
デル・トロが出演している「誘拐犯」は結構お薦め作品ですよ。
この映画の監督は、ホラー映画でお馴染みのウィリアム・フリードキン監督です(「ミュージック・オブ・ハート」の監督なんですがね)。
そう言えば、この監督とトミー・リー・ジョーンズは「英雄の条件」でもタッグを組んでたね。
あの映画もイマイチわけ分からん作品だったね。
<よく分からない作品ですよ。あんまりお薦めは出来ませんね>
最後に怒らないで下さいね。
デル・トロって、どことなく原田泰造に似てない?
僕は、たまにデル・トロが原田泰造に見えてくるんですよ。
怒らないで、怒らないで。
何となくですから。
だから許してくださいね。
今日は長い文章ですみません。
読んでくれた方、お疲れ様でした。
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