すんませんね

2003年6月1日
「日曜日に最新映画を!」何て話をしておきながら月曜日に更新なんかしてね。
昨日、忙しかったんですよ。
立て続けに仕事をたくさんしなければならなかったもので日曜の朝から今日の昼までずっと仕事をしており先ほど解放されました。
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5月26日にシアタードラマシティで行われた「スパイ・ゾルゲ」の試写会に行ってきました。

この作品は篠田正浩監督の引退作品です。
でも復帰を願うファンの声が多ければカムバックするとのこと(あんたは大仁田厚か!)。

第二次世界大戦前夜、スターリン政権に日本軍がソ連に侵攻してくる意思がないと言う情報が入ってくる。
その情報を得たソ連軍はドイツのスターリングラードに兵力を集結させドイツ軍を破った。
何故、ソ連軍はそのような情報を得ることが出来たかと言うと、日本にジャーナリストを装った国際スパイ・リヒャルト・ゾルゲ(イアン・グレン)を送り込んで日本政府の情報を逐一教えていたからである(ちなみにゾルゲの愛人役に葉月里緒奈。リアルな設定やね)。
ゾルゲ一人では情報を得ることは不可能なので信頼できる日本人を情報収集のために雇った。
政府高官(榎木孝明や大滝秀治など)と接触のある朝日新聞の記者の尾崎(本木雅弘)と全国に渡って絵をデッサンしに行っている画家の宮崎(永澤俊矢)を雇った。
この二人が仕入れた情報を祖国にどんどん送っていって日本の情報はソ連に筒抜けであった。
しかし、彼らの様子を怪しむ男(椎名桔平、上川隆也)が現れた・・。

長いよ、上映時間が。
3時間3分だったかな?
邦画で2時間を越える作品は殆どない時代に3時間は長い。
3時間もあるもんだから邦画にしては莫大な予算が注ぎ込まれている。
ちなみ制作費は20億円。
小さな声で言いますが「東宝さん、大丈夫ですか。予算回収出来るんですか?かなりキツイと思うんですが・・・」

僕は正直言いまして、何度か「睡魔」に襲われました。
その時の体調が悪かったのかも知れませんが、微妙に話が退屈でした。

「リローデッド」を観た後に、邦画のCGを観させられてもね・・・。
明らかにCGってバレバレなような。

でもですね、昔の時代考証が勉強になりますよ。
その時代を生で知っている老人の人たちにとっては「あぁ、懐かしい」みたいな感じになっているんではないかな?
それほど、当時の時代を再現しているんですよ。
そんなシーンにお金を沢山かけてます。
引退作品ですからね。

もう一度言いますが、話はよく分からないです。
お恥ずかしい話ですが「ゾルゲ」と言う人物事態知りませんでした。
こんな人がいたんですよっていうのを3時間かけて説明してくれる作品です。

篠田監督「お疲れ様でした」
僕の中で篠田監督と言えば「少年時代」「瀬戸内少年野球団」だな。
名作です。

前作の「梟の城」も賛否両論に分かれたような・・。
今回も同じようなことが起こるんじゃないの!!

<歴史大好きな人は楽しめます。多分。「3時間も耐えられない」って言う人は他の作品を見た方が良いです>
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「ザ・コア」の感想は今日の夜。
ちょっと寝ます。
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<今週見る予定の作品>
「ムーンライトマイル」

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