8月13日に梅田ガーデンシネマで「パンチドランク・ラブ」を見てきました。
8月9日からやっと関西でも上映になりました。
待ちに待ったポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作です!

バリー(アダム・サンドラー)は30歳を過ぎてもまだ独身。
それには理由がある。
バリーには7人の姉妹がいて、女所帯の中で、その喋りやパワーに圧倒されて育ってきたので女性と恋愛が出来ない体質の男になったのである。
それに加えてバリーは精神的に参っていて「自分の事が好きになれない」と姉の旦那に相談する(姉の旦那は精神科医ではなく歯科医)。
そんなバリーにも趣味があった。
スーパーで販売されているプリンのラベルに表記されているクーポン券を集めること(何千枚かを集めるとハワイ旅行がプレゼントされる)。
何時ものようにプリンを食べて、ハサミでラベルを切り取っていると新聞広告に目が止まる。
テレホンセックス(テレクラ)の広告である。
何気に電話をするバリーであったが・・。

日本ではイマイチ人気の出ないアダム・サンドラーの主演作です。
何処となく髪型が清原に似ていませんか?
残念ながら劇場で見るのは「リトルニッキー」以来です。
アダム・サンドラー主演なんで当然コメディ要素は強い作品ではあるんですが、「踊る」等のように「ここで笑いますよ」的な部分は少ないですね。
人によっては大笑いするシーンもあるかもしれませんが、大概はクスクス程度の笑いですね(大阪の劇場で見たからかもしれませんが)。
それとやっぱり英語力は必要ですね。
僕は受験英語ぐらいしか勉強してないんでね、コメディ映画は字幕だけじゃ笑えないんですよ。
体全体(=行動、仕草など)で笑えるシーンは理解できるんですが、やはり台詞で笑かそうとするならば壁がありますね。
英語はやはり勉強しないとね。

他の出演者はエミリー・ワトソンね。
「レッド・ドラゴン」で目の不自由な女の人を演じた人(レイフ・ファインズが好きになった人)。
バリーの姉が恋人が未だに出来ないことを可哀想と思って知り合いの女性を紹介してくれるんですよ。
そして恋に落ちてしまうバリーみたいな・・。
ちょっと変わっている(?)女の人を演じております。

そしてアンダーソン監督の常連であるフィリップ・シーモア・ホフマン!
この人は好きです。
今回は裏社会の男を演じております。
バリーが電話したテレクラが少々ヤバイ会社でありまして揉め事が起こってしまいます!
怖いよ、今回の役は!
ブラックユーモア全快であります。

アンダーソン監督の「ブギーナイツ」や「マグノリア」の路線を期待すると物足りない感じは否めませんでした。
期待していただけに残念。
前2作のように「ビックリ」するようなオチを期待していただけに「普通やん」と思ってしまいました。
でも、話の展開は上手いです!

<お暇ならどうぞ。劇場は混んでました。お盆だからかな?>

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索