11月4日にABCホールで行われた「シャンハイ・ナイツ」の試写会に行ってきました。

主演はジャッキー・チェンとオーウェン・ウィルソン。
何気に役者・オーウェン・ウィルソンは好きですね。
2000年に公開された「シャンハイ・ヌーン」の続編です。
残念ながら、前作でピピ姫役で登場した「ヤッチマイナ」のルーシー・リューは、続編には出演していません。

時代設定は19世紀。
物語は前作同様に中国の紫禁城から始ります。
ダイヤが埋め込まれた皇帝の印鑑ケース(と言っても結構大きい)がイギリス人のラスボーン(アイダン・ギレン)によって奪われてしまう。
おまけにそれを阻止すべく応戦した皇帝も殺されてしまう。
皇帝の娘・リン(ファン・ウォン)は、アメリカで保安官をしている兄・チョン(ジャッキー・チェン)に「父が殺されたので、イギリスに行って犯人に復讐をしてくる」と言う旨の手紙を出す。
チョンは妹一人では危険だと考えて、NYで遊んで暮らしている相方のロン(オーウェン・ウィルソン)と共にヴィクトリア王朝時代のロンドンへと向かう。
印鑑ケースを奪ったラスボーンは、中国人のウ・チャン(ドニー・イェン)と共謀してヴィクトリア女王の暗殺を企てていた。
果たして、チョンとロイとリンはそれを阻止出来るのか?

ジャッキー作品は春に公開された「タキシード」以来ですね。
特殊なタキシードを着れば無敵になる・・・って言う滅茶苦茶な話でしたね。
香港映画時代のジャッキー作品と比べると物足りないなと感じる作品ではありますが、そこそこ面白い作品ですので興味のある方はレンタルを。

前作「シャンハイ・ヌーン」を見てない人は、主役の2人のキャラが掴み難いので見に行かれる方はチェックした方が楽しめますね。

今更、ジャッキー映画を語ることはしませんが、前作よりも見せ場はたくさんあります。
ジャッキーお得意のコメディ・カンフー(そんな組み手があるのかは不明ですが)も十分盛り込まれていてアクションシーンを見ながらもクスクスと笑えます。
思わず「アンタは何歳なんだ」とツッコムぐらい体のキレは抜群ですね(香港映画に比べるとガチではないんですがね)。

ヴィクトリア王朝時代のイギリスが舞台です。
だから、バッキンガム宮殿(ベッキンガムじゃないよ)、ビック・ベン、ロンドン塔、タワーブリッジ、ストーンヘンジなどイギリスの名所が多数登場!!
なかでもビック・ベンですよ。
予告編でも、ここのシーンが流れていますね。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するような大きな時計がある建物ですよ。
このシーンのアクションはなかなかの見物ですよ。
予告編で見せすぎだ!!

そして、オーウェン・ウィルソン。
「アルマゲドン」では残念ながら宇宙で亡くなられ、「アナコンダ」では大蛇に喰われ・・など脇役が多かったのですが、ジーン・ハックマンと共演した「エネミー・ライン」では米軍パイロット役で主役デビューですよ(主役デビューではないかも?)。
着々と主役街道まっしぐらですね。
日本ではどれだけ人気があるかは不明ですが、オーウェン・ウィルソンと聞いて顔と代表作が思い浮かべることが出来る人は少ないと思います。
マニアックな人ではないと思うけど、今後の活躍に期待したい役者ではありますね。

映画の感想としては、話のテンポは非常に良いです。
全然、時間は気にならずに見終わると思いますが、後に何にも残りません。
「あぁ、そういう映画あったな」って言う感じだと思います。
個人的には悪役・ドニー・イェンの活躍がもう少し見たかった。

<興味のある方は劇場へ。レンタルで見てもいいような作品だと思います。公開は11月15日>
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来年の火曜9時に山田孝之が帰ってくる!
週間サンデーの「め組の大吾」をドラマ化。
共演は「ビギナー」のミムラ。
おぉ、2クールも出演ですか。

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