楽器を演奏したいっす!!
2004年1月28日1月27日にリサイタルホールで行われた「この世の外へ・クラブ進駐軍」の試写会に行ってきました。
出演メンバーが渋いんですよ。
メインのキャストが萩原聖人、松岡俊介、村上淳、オダギリジョーですよ。
こんな一癖も二癖もあるキャストが一本の作品に出ることは珍しい。
やっぱり、監督が阪本順治だからでしょうね。
前作は、ピンサロのお姉ちゃんが主役の話だったんですがね(汗)。
終戦後(1945年)の東京が舞台です。
当時の東京は、焼け野原。
戦争孤児や野宿生活者や身売りをする人や闇市など人々の生活は焼け野原同様に混沌としていた。
元・軍楽隊のサックス奏者の広岡(萩原聖人)は、ベーシストのジョー(松岡俊介)、ピアニストの大野(村上淳)、トランペッターの淺川(MITCH)、自称・ドラマーの池島(オダギリジョー)の5人で「ラッキーストライカーズ」と言うジャズバンドを組んで、日本に来たアメリカ軍の進駐兵を楽しませるために「クラブ」で演奏することになる。
(進駐軍のジャズバンドと言うのは、当時の日本人の平均的な給料と比べると破格のギャラが貰えるので楽器も触ったことのない連中が金目当てで「自称ミュージシャン」と偽って演奏するヤツもいた)
バンド結成当初の「ラッキーストライカーズ」の演奏はメンバー同士の意思疎通が最悪だったのでお世辞でも上手いとは言えなかったが、アメリカ兵(ピーター・ムラン、シェー・ウィガム)との交流の中で徐々に演奏家として互いを認め合い成長していく。
つい此間までは「アメリカ人は敵だ!殺せ!」と言う感情を常に持っていたが、音楽を通してアメリカ兵と心が通い始めて共に演奏するまでに至るが、朝鮮戦争が勃発するのであった・・・。
阪本監督の前作「ぼくんち」はかなり酷評されたみたいだけど、今回は違いますよ!
「顔」「KT」「新・仁義なき戦い」の頃のような阪本演出が無事復活しております!
時代設定が太平洋戦争後の日本なんですが、スクリーンからは昭和初期の空気感がかなり漂ってきましたね(昭和初期を体験してわけではありませんがね)。
画面に写る全ての登場人物(エキストラを含む)やセットがまたいい感じなんですよ!
全然、画作りに手を抜いていない!
さすがは妥協を許さない男・阪本順治です!
主演は萩原聖人ですよ。
僕が中学生の頃、女子の間ではかなり人気がありましたね(「若者のすべて」の影響かな?)。
でも、裁判沙汰になった暴力事件や育児放棄して麻雀行ったり、離婚したりと何かと大変な人生を送られている役者さんですよね。
僕は「学校」の時の萩原聖人が好きかな!?
山田洋次作品の中だと「学校」が好きだ!
全然関係ない話をしちゃいましたね。
この映画では、5人が楽器を演奏します!
最初は演奏するマネをするだけの吹替えかな?って思っていたんですが、違うんですね。
皆、何ヶ月も練習したそうです!
本人たちによる生演奏ですよ!
残念ながら毎日「ジャズ」を聴いていますって言う人ではないんで、演奏される曲はよく分からなかったんですが、歌詞の意味は分かりましたね。
この映画を作るきっかけになったのは「9・11」のテロ事件だそうです。
そこから始まったアメリカのイラクへの報復戦争を見て「これはアカン」って監督は思ったらしいんですね。
この映画でもせっかく意気投合したアメリカ兵が、また戦争に行ってしまうんです(今、何かと話題の北へ)。
あんまり書くと結末に触れてしまうんで、この後、どうなるかは書けないんですが・・・。
そこで歌う歌がね・・涙が出そうになるかも・・・僕は泣いてないよ。
メインキャスト以外には、哀川翔アニキが出ていたね。
翔アニキの今回の役は、昭和初期に見事に溶け込んでいたね(笑)。
こういう人、絶対にいるねって言う感じです。
あとは前田亜季(愛より亜季の方が断然良いと思う)。
久しぶりじゃないの!?
今回は「美空ひばり」的な少女歌手の役!
絶対モデルは美空ひばりだと思う。
どうも美空ひばりを最近テレビで見ると、「マネーの虎」の息子を連想してしまう!
何か嫌だ、アイツは・・・(笑)。
あとは大杉漣ね。
同じ日に公開になる「赤い月」にも出ているんですよ!
どんな役を演じさせても作品に大杉臭を残していくね(笑)。
最後に、やっぱり僕も何か楽器が演奏できたらいいなって思った。
だって、演奏する姿ってカッコイイでしょ。
トランペットとかサックスとかも吹いてみたくないですか?(ビオラもね)。
口で言うのは簡単だけど、実際相当難しいみたいですがね。
あれって唇の厚さが重要らしいですね、メイビー(笑)。
多分、ダメだな。
<ヒットするかは微妙ですね。男の友情モノが好きな人にはたまらないような作品に仕上がっています!あと音楽好きな人も楽しめますよ。劇場で見ても損はないかな!?公開は2月7日です>
出演メンバーが渋いんですよ。
メインのキャストが萩原聖人、松岡俊介、村上淳、オダギリジョーですよ。
こんな一癖も二癖もあるキャストが一本の作品に出ることは珍しい。
やっぱり、監督が阪本順治だからでしょうね。
前作は、ピンサロのお姉ちゃんが主役の話だったんですがね(汗)。
終戦後(1945年)の東京が舞台です。
当時の東京は、焼け野原。
戦争孤児や野宿生活者や身売りをする人や闇市など人々の生活は焼け野原同様に混沌としていた。
元・軍楽隊のサックス奏者の広岡(萩原聖人)は、ベーシストのジョー(松岡俊介)、ピアニストの大野(村上淳)、トランペッターの淺川(MITCH)、自称・ドラマーの池島(オダギリジョー)の5人で「ラッキーストライカーズ」と言うジャズバンドを組んで、日本に来たアメリカ軍の進駐兵を楽しませるために「クラブ」で演奏することになる。
(進駐軍のジャズバンドと言うのは、当時の日本人の平均的な給料と比べると破格のギャラが貰えるので楽器も触ったことのない連中が金目当てで「自称ミュージシャン」と偽って演奏するヤツもいた)
バンド結成当初の「ラッキーストライカーズ」の演奏はメンバー同士の意思疎通が最悪だったのでお世辞でも上手いとは言えなかったが、アメリカ兵(ピーター・ムラン、シェー・ウィガム)との交流の中で徐々に演奏家として互いを認め合い成長していく。
つい此間までは「アメリカ人は敵だ!殺せ!」と言う感情を常に持っていたが、音楽を通してアメリカ兵と心が通い始めて共に演奏するまでに至るが、朝鮮戦争が勃発するのであった・・・。
阪本監督の前作「ぼくんち」はかなり酷評されたみたいだけど、今回は違いますよ!
「顔」「KT」「新・仁義なき戦い」の頃のような阪本演出が無事復活しております!
時代設定が太平洋戦争後の日本なんですが、スクリーンからは昭和初期の空気感がかなり漂ってきましたね(昭和初期を体験してわけではありませんがね)。
画面に写る全ての登場人物(エキストラを含む)やセットがまたいい感じなんですよ!
全然、画作りに手を抜いていない!
さすがは妥協を許さない男・阪本順治です!
主演は萩原聖人ですよ。
僕が中学生の頃、女子の間ではかなり人気がありましたね(「若者のすべて」の影響かな?)。
でも、裁判沙汰になった暴力事件や育児放棄して麻雀行ったり、離婚したりと何かと大変な人生を送られている役者さんですよね。
僕は「学校」の時の萩原聖人が好きかな!?
山田洋次作品の中だと「学校」が好きだ!
全然関係ない話をしちゃいましたね。
この映画では、5人が楽器を演奏します!
最初は演奏するマネをするだけの吹替えかな?って思っていたんですが、違うんですね。
皆、何ヶ月も練習したそうです!
本人たちによる生演奏ですよ!
残念ながら毎日「ジャズ」を聴いていますって言う人ではないんで、演奏される曲はよく分からなかったんですが、歌詞の意味は分かりましたね。
この映画を作るきっかけになったのは「9・11」のテロ事件だそうです。
そこから始まったアメリカのイラクへの報復戦争を見て「これはアカン」って監督は思ったらしいんですね。
この映画でもせっかく意気投合したアメリカ兵が、また戦争に行ってしまうんです(今、何かと話題の北へ)。
あんまり書くと結末に触れてしまうんで、この後、どうなるかは書けないんですが・・・。
そこで歌う歌がね・・涙が出そうになるかも・・・僕は泣いてないよ。
メインキャスト以外には、哀川翔アニキが出ていたね。
翔アニキの今回の役は、昭和初期に見事に溶け込んでいたね(笑)。
こういう人、絶対にいるねって言う感じです。
あとは前田亜季(愛より亜季の方が断然良いと思う)。
久しぶりじゃないの!?
今回は「美空ひばり」的な少女歌手の役!
絶対モデルは美空ひばりだと思う。
どうも美空ひばりを最近テレビで見ると、「マネーの虎」の息子を連想してしまう!
何か嫌だ、アイツは・・・(笑)。
あとは大杉漣ね。
同じ日に公開になる「赤い月」にも出ているんですよ!
どんな役を演じさせても作品に大杉臭を残していくね(笑)。
最後に、やっぱり僕も何か楽器が演奏できたらいいなって思った。
だって、演奏する姿ってカッコイイでしょ。
トランペットとかサックスとかも吹いてみたくないですか?(ビオラもね)。
口で言うのは簡単だけど、実際相当難しいみたいですがね。
あれって唇の厚さが重要らしいですね、メイビー(笑)。
多分、ダメだな。
<ヒットするかは微妙ですね。男の友情モノが好きな人にはたまらないような作品に仕上がっています!あと音楽好きな人も楽しめますよ。劇場で見ても損はないかな!?公開は2月7日です>
コメント