4月10日に梅田OS劇場で「ディボース・ショウ」を見ました。
原題は「Intolerable Cruelty(耐えられない残酷さ)」と言うタイトルです。
原題や邦題だけを見ても、どのような内容かがよく分かりませんね。

マイルズ(ジョージ・クルーニー)は、負けしすらずの離婚専門の弁護士。
今日は大金持ちの不動産王・レックス(エドワート・ハーマン)からの離婚訴訟の依頼。
レックスの妻・マリリン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、夫が浮気をしている「証拠ビデオ(内容は劇場で)」を持っているので形勢は不利なのである。
マリリンは莫大な額の慰謝料を請求しており、もし敗訴するようなことがあれば不動産の仕事が成り立たなくなるので何とか一銭も払わずに勝訴したいと依頼される。
マリリンが金目当ての結婚だったことを暴いたマイルズ側が勝利して裁判は終了する。
慰謝料の訴訟を起したが一銭も取れなかったマリリンは、新たに石油王(ビリー・ボブ・ソーントン)と結婚するので、「お金目当てじゃないので、離婚しても1銭も要求しません」と言う「prenup(婚前契約)」の書類を作成して欲しいとマイルズに依頼してくるのであった・・・。

残念ながら、結婚もしていないので離婚訴訟とか言われてもね・・・。
ましてや聞きなれない単語「prenup」でしょ。
アメリカでは当たり前なのかな?
テレビの芸能ニュースとかでもハリウッドの大物カップルが離婚したら慰謝料が数十億円だったとか言う報道を耳にするけど一般市民にとっては「凄いね、額が・・・」てな感じですよね。

この映画に登場するキャサリン・ゼタ=ジョーンズも夫・マイケル・ダグラスと離婚したら「280万ドル×結婚年数」の慰謝料を請求する契約を婚前に結んでいるんだって!
さすがは訴訟大国アメリカですね。
マイケル・ダグラスは元××中毒(どんな病気なんだ!)なんでアッチの方は大丈夫なんでしょうかね(笑)
キャサリン・ゼタ=ジョーンズはプライベートでも訴訟好きの人なんで気を付けて下さいね。

それにしてもね、この映画はあんまり面白くなかったね。
「うーん」って言う感じです。
主役のジョージ・クルーニーに魅力が感じられなかった。
何故、キャサリン・ゼタ=ジョーンズに好意を抱くのかも意味不明です。
観客の誰もが金目当てで結婚しては離婚して慰謝料取っている、ダーティな女にしか見えないよって言う感じですよ。
そりゃ、金持ちの男を虜にするキャサリン姉さんの色気は十分すぎるほど観客には伝わってきますよ。
実際、年を重ねるごとにキャサリン・ゼタ=ジョーンズは綺麗になっていると思うしね。
「もう、日本のシャンプーのCMなんか出ないわよ」って言う感じですよ。

監督はコーエン兄弟なんだけど、このまま二人は結ばれてハッピーエンド・・・なわけないなと思っていたら、やっぱりオチらしいものも用意されているんだけど・・・それってどうなの?って言う感じです。
最後の最後まで「うーん」って言う感じです。
残念。

<コメディのジャンルに入るんでしょうかね?それにしては、あんまり笑えなかった。レンタル向けの作品だと思います。現在公開中です>

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