キムキム兄やんに助演男優賞を!?
2004年8月4日 映画の話
↑何処かで聞いた事のあるタイトルですね。
8月2日に御堂会館で行われた「誰も知らない」の試写会に行ってきました。
今年のカンヌ映画祭で史上最年少で主演男優賞を受賞した柳楽優弥クンが出ている作品です。
かなりヘビーな作品です。
今年の勝手にアカデミー賞の邦画部門の上位に入る作品ですね。
母親(YOU)と長男の明(柳楽優弥)が新しい新居(アパート)に引っ越してくる。
母親の手には大きなスーツケース。
母親が部屋に着くなりスーツケースを開けると中から子供が出てくる。
母親は長男と二人暮しと言うことで部屋を借りているのである。
母親は子供たちに「ベランダに出ない事・・・」などの約束事をする。
つまり、明以外の子供たち(3人)は「存在」を認めていないのである(ちなみに4人の子供たちは皆、父親が違う)。
炊事選択は殆ど明がして、母親は1ヶ月以上も家に帰ってこなかったが、ある日、突然、家に帰ってくる。
母親は明に「新しい人が出来た、クリスマスまでには帰る」と言って子供四人を残して去っていく。
貯金も底を突き、電気、ガスも止められた子供たちの生活は段々と崩壊していくのであった・・・・。
ヤベェー、めちゃいい映画だぁ。
この作品は絶対に見ないと損です。
恐らく、今年の映画賞を総ナメですね。
この映画を見るまでは今年の邦画は「スウィングガールズ」で決まりだと思っていましたが、間違いなく賞を独占ですね。
YOUが女優賞を取る可能性もかなり高いと思います。
YOUでしか出せない魅力ですよ。
他の女優さんが、同じセリフを言っても説得力がないよ。
いい加減な母親のように見えない雰囲気をYOUは醸し出しています。
YOUって、かなり良いかも!ってこの映画をみたキャスティング・プロデューサーは皆、思うんじゃないかな!?
何か暗い作品なの?って思われるかもしれませんが、多少は笑えるシーンが多々用意されているんで安心を!
例えばですね、2番目のお父さん役で登場する「キムキム兄やん」こと木村祐一なんて出てきただけで場内でクスクス笑っていましたよ。
別に笑うシーンではないんだけど、演技をしているキムキム兄やんが微笑ましかった。
子供たち4人の父親は別々って書きましたが、お父さん役はかなり豪華ですよ。
最初の男はよく分からないんだけど、2番目がキムキム兄やんでしょ、3番目が遠藤憲一、4番目が寺島進ですよ
遠藤憲一に至っては親子で、もし、この映画を観賞される方には「酷なセリフ」を言いますんで十分に配慮して下さい。
カンヌで賞を取ったから褒めるわけじゃないけど、柳楽クンは本当に初々しい演技をしますね。
ジャニタレのようにルックス勝負って言う感じではない。
若干、セリフ棒読みの感は否めないけど、この作品はドキュメンタリーのように描かれている作品なんで許してあげてください。
子供たちが崩壊していく感じが、物凄く丁寧に描かれているんで改めてビックリです。
そして、上手い具合に小道具で子供たちの心情を表現している監督の映像テクニックは感服です。
「アポロのチョコ」を小道具で使うあたりなんか、「そういう使い方があったのか!」と思わず項垂れてしまいました。
本当にいい映画に出会えてよかったです。
「誰も知らない」は名作ですよ。
<見終わっても、余韻が残りまくりの作品です。日がたつに連れて色々と考えさせられる作品です。時間のある方は是非、劇場へ。恐らく連日満席に近いと思いますが、劇場で見てください。公開は8月7日です>
8月2日に御堂会館で行われた「誰も知らない」の試写会に行ってきました。
今年のカンヌ映画祭で史上最年少で主演男優賞を受賞した柳楽優弥クンが出ている作品です。
かなりヘビーな作品です。
今年の勝手にアカデミー賞の邦画部門の上位に入る作品ですね。
母親(YOU)と長男の明(柳楽優弥)が新しい新居(アパート)に引っ越してくる。
母親の手には大きなスーツケース。
母親が部屋に着くなりスーツケースを開けると中から子供が出てくる。
母親は長男と二人暮しと言うことで部屋を借りているのである。
母親は子供たちに「ベランダに出ない事・・・」などの約束事をする。
つまり、明以外の子供たち(3人)は「存在」を認めていないのである(ちなみに4人の子供たちは皆、父親が違う)。
炊事選択は殆ど明がして、母親は1ヶ月以上も家に帰ってこなかったが、ある日、突然、家に帰ってくる。
母親は明に「新しい人が出来た、クリスマスまでには帰る」と言って子供四人を残して去っていく。
貯金も底を突き、電気、ガスも止められた子供たちの生活は段々と崩壊していくのであった・・・・。
ヤベェー、めちゃいい映画だぁ。
この作品は絶対に見ないと損です。
恐らく、今年の映画賞を総ナメですね。
この映画を見るまでは今年の邦画は「スウィングガールズ」で決まりだと思っていましたが、間違いなく賞を独占ですね。
YOUが女優賞を取る可能性もかなり高いと思います。
YOUでしか出せない魅力ですよ。
他の女優さんが、同じセリフを言っても説得力がないよ。
いい加減な母親のように見えない雰囲気をYOUは醸し出しています。
YOUって、かなり良いかも!ってこの映画をみたキャスティング・プロデューサーは皆、思うんじゃないかな!?
何か暗い作品なの?って思われるかもしれませんが、多少は笑えるシーンが多々用意されているんで安心を!
例えばですね、2番目のお父さん役で登場する「キムキム兄やん」こと木村祐一なんて出てきただけで場内でクスクス笑っていましたよ。
別に笑うシーンではないんだけど、演技をしているキムキム兄やんが微笑ましかった。
子供たち4人の父親は別々って書きましたが、お父さん役はかなり豪華ですよ。
最初の男はよく分からないんだけど、2番目がキムキム兄やんでしょ、3番目が遠藤憲一、4番目が寺島進ですよ
遠藤憲一に至っては親子で、もし、この映画を観賞される方には「酷なセリフ」を言いますんで十分に配慮して下さい。
カンヌで賞を取ったから褒めるわけじゃないけど、柳楽クンは本当に初々しい演技をしますね。
ジャニタレのようにルックス勝負って言う感じではない。
若干、セリフ棒読みの感は否めないけど、この作品はドキュメンタリーのように描かれている作品なんで許してあげてください。
子供たちが崩壊していく感じが、物凄く丁寧に描かれているんで改めてビックリです。
そして、上手い具合に小道具で子供たちの心情を表現している監督の映像テクニックは感服です。
「アポロのチョコ」を小道具で使うあたりなんか、「そういう使い方があったのか!」と思わず項垂れてしまいました。
本当にいい映画に出会えてよかったです。
「誰も知らない」は名作ですよ。
<見終わっても、余韻が残りまくりの作品です。日がたつに連れて色々と考えさせられる作品です。時間のある方は是非、劇場へ。恐らく連日満席に近いと思いますが、劇場で見てください。公開は8月7日です>
コメント