10月5日にメルパルクホールで行われた「笑の大学」の試写会に行ってきました。

三谷脚本、大好きっ子の僕にとっては待望の映画化ですよ。
皆さん、一度でも生で三谷幸喜の舞台を見ることを勧めます。
マジで面白いよ。
この人は人物を描くのが上手いですからね(オマエが言うなよ、スイマセン)。

昭和15年、警視庁の取調室。
戦時中だけあって書物や演劇に対しては国民に影響力を与えるモノに対しては厳しい規制がひかれていた。
劇団「笑の大学」の作家・椿(稲垣吾郎)は新作舞台の脚本を検閲官に提出して上演許可を認めてもらえるかどうかの結果を聞きにきている。
警視庁の検閲官・向坂(役所広司)によって、椿が当初書いた作品とは全然違う内容に変更させられるのであった・・・。

僕が中学生ぐらいの頃でしょうかね?この舞台を見たのは!?
それぐらい前に舞台化されている作品ですよ。

舞台では西村雅彦が向坂で、近藤芳正が椿でしたよね。
どちらも三谷作品には欠かせないキャストですよ。

で、今回は稲垣吾郎と役所広司。
基本的にはコメディ映画なんで「スマスマ」で鍛えられている稲垣吾郎はお手の物って言う感じでした。
やはり稲垣吾郎はシリアスな作品より、コメディの方が似合うような気がする。
勿論、金田一シリーズのような役も似合うと思うよ。
まぁ、個人的に金田一シリーズは好きなんですがね。

話はズレますが、この間、WOWOWで放送していた高倉健が演じた金田一耕介を見たんだけど、ちょっと違うだろと思いましたね。
だって、あの金田一がスポーツカーに乗ってるんですよ!
あと渥美清が演じた金田一もね。
どしうしても寅さんが事件を解決しているように見えてくるしね。
やはり金田一と言えば、石坂浩二、古谷一行、片岡鶴太郎でしょ!

と言うことで話を元に戻しますね。
役所広司って、イイよね。
映画俳優だもんね。
勿論、TVドラマとかカレーのCMとかにも出ているけど、僕の中では役所広司はスクリーンで見る人って言う感じですよ。
まぁ、作品にもよるんですが、黒澤清監督作の役所広司はちょっと・・・・作品自体がちょっと?って言う感じなものもあるもんですから・・・。

国民的アイドルグループの一員と日本映画には欠かせない俳優の夢の共演は、三谷作品だからこぞ実現したんでしょうね。
どちらも演技派ですから、とっても良い作品に仕上がっているなと言う印象を映画を見終わった後に感じました。

<とても良い出来の作品だと思いますが、劇場で見るよりもビデオで見た方がいいんじゃないの?って言う感じもします。現在公開中>

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