竹内結子は可愛いよね！

10月19日に大阪厚生年金会館芸術ホールで行われた「いま、会いにゆきます」の試写会に行ってきました。

いやぁ、今年の邦画は当たり年ですね。
年末に予定している年間トップ10の順位がなかなか定まらないもんね。
最初に言っておきますが、「いま、会いにゆきます」は僕の中で今のところ今年見た邦画の中で「No.1」です。
それぐらい、いい映画なんですよ。

障がいを持っている秋穂巧（中村獅童）は6歳の息子・佑司（武井証）と二人暮し。
巧の妻・澪（竹内結子）は一年前に他界している。
ある雨の日、死んだはずの澪が一切の記憶を失った状態で二人の前に突然現れる。
六週間（梅雨の時期ね）と言う期間限定で二人の前に現れたのであった・・・。

泣いた。
正直に言おう、後半は泣いた。
岡田恵和脚本はやはり素晴らしかった。
僕は元来、映画を見て泣かない人です。
でも、親子モノと動物モノの話には弱い。
ベタだと分かっていても「ハチ公物語」や「遠き落日」を見たら泣いてしまう。

まぁ、そんな話はいいとして・・・。
原作は読んだことはないんですね（オチは原作とは違うらしい）。
竹内結子主演作で「黄泉がえり」のような話って言う知識しか見る前はなかったんですよ。
「正直、またかよ」って言う感じでした。
だって最近、「あの手のオチ（内容も含む）」の日本映画って多いでしょ。
でもね、ヤラれたね。
いやぁ、こりゃ泣くよ。
男女問わずにね。

獅童がまたいんだよね。
最近では「新撰組」の捨助のイメージが僕の中にあるんだけど、役者・獅童が好きになったよ。
「新撰組」と言えば、映画の中で獅童の高校生時代の役を演じているのは「近藤周平」役の浅利陽介が出ている点も見逃せませんね、「新撰組」ファンの僕にとってはね。
何時も見ているのは、チョンマゲ姿なもんですから学ラン姿で演技している姿も中々さまになっていましたね。
ほんでもって「スウィングガールズ」のピアニスト役の平岡祐太も出てたね。
「ウォーターボーイズ」同様に出演者がどんどん有名になってきてますね。

監督が「マンハッタン・ラブストーリー」とか「Good！Luck」を演出している土井さんって言う人だけあって、個々の登場人物を描く演出が上手い人なんですね。
チョイ役ながらも出演するYOU、松尾スズキ、小日向文世も演技も光っていましたね。
特に僕のイチオシ女優・YOU姉さんの演技は必見です！

でもね、この映画で一番は竹内結子なんですよ。
もうねぇ、こんな竹内結子を見せられた日にゃ、好きになるしかないでしょ、全く、もう！
と、思えるぐらい好いんですよ！

またね、オレンジレンジの「花」がいい歌なんだ。
歌詞が最高にいい！
今年の主題歌賞はコレで決まりですね。

「人を愛すること」と言うのがストレートに映画を見終わった後に心の中にジーンと響く一本でした。

＜まだ、見てない人はとにかく見ましょう。「ゴジラ」が公開されるまでは全国の東宝邦画系の劇場で上映中です。ロングランも既に決定しています。現在公開中＞