「容疑者・室井慎次」
新宿で起きた殺人事件で重要参考人として現役警官（山?樹範）が任意で事情聴取を受けていた。
一瞬の隙を見て警官は逃走するもトラックに轢かれて即死。
この事件の陣頭指揮をとっていた室井は、犯人は死んだ警官ではなく他にいることを示唆するも、上層部の人間は取り合ってくれるどころか解決済みだとして捜査本部の解散を命じる。
何かを隠蔽しようとしている上層部の動きを知りながらも捜査を続けようとする室井は、ある日、「特別公務員暴行陵虐（まぁ、要は公務員を暴行した罪）」で逮捕されるのであった・・・・。
「踊る」シリーズのオープニングは、やっぱりレインボーブリッジの全景の空撮ですよね。
今回もそうですよ。
思わず、ニヤリとしてしまいました。
今回はほぼ笑いナシのシリアスな作品になっております。
まぁ、スリアミの登場シーンを除いて・・・。
登場して台詞も喋ってないのに劇場内は笑いが・・・。
「踊る」の1作目の「捜査戒名」を決めるシーンのようなやり取りを拘留中の室井としますんで・・・。
今後の「踊る」を匂わす台詞もあったね。
室井に面会に来た袴田課長が「和久さんも頑張るように言っていた」と言う台詞があったことから、今後も和久さんが登場するみたいだね。
あと「真下と雪乃の挙式」も近々あるみたい・・・。
本題に戻って・・・。
それにしても事件が小さすぎやしないか！
哀川翔のラストの台詞に「こんな小さな事件のために俺たちは振り回されたのか？」とあるんだが、まさにそんな感じ。
犯人は「踊る」の1作目にリンクしていたことは意外だったけどね。
これはね、パンフレットを買わないと分からないよ。
この人は1作目に出てたんだ・・・って言う感じ。
その他の個人的な意見を端的に・・・。
○ドラマで室井とコンビを組んでいた本店の島津さんが久々に登場した点がよかった。でも、微妙に今回は悪役。
○「踊る」の劇場版で登場した公安の刑事・大杉漣がまたまた登場。しかも、15秒だけの出演。
○副総監役の大和田伸也の台詞回しが一人だけ時代劇の悪代官並みで浮いていた点が気になった。
○室井が釈放された際に、何時ものコートを着るシーンがカッコ良過ぎ！しかも、ジョン・ウー並みのスローモーション＆あの音楽で着るしね。
○田中麗奈が可愛すぎ。本当に、この子は可愛いよ。
○製作スタッフが凄すぎる。撮影許可が下りなかった新宿の街を、そっくりオープンセットで作った街中は圧巻です。
ほんでもって撮影監督の応援に「木村大作」の名前が！
応援カメラで「木村大作」が手伝うんだから、凄いことだよ！
青島クンはいつ帰ってくるんでしょうか？
台詞には「青島も室井さんを応援している」って言う台詞があったんだけど・・・。
以上。
評価は「優」です。
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