【2月の映画評】

○「ミュンヘン」
「ミュンヘン五輪虐殺事件」を扱った作品です。
パレスチナのテロリストがオリンピックの選手村に侵入してイスラエルの選手やコーチを殺害すると言う事件が発生。
物語はイスラエルの諜報機関に所属するエリック・バナが殺害に加担したパレスチナのテロリストたちを「必殺仕事人」の如く始末していく話です。

スピルバーグの「Sっぷり」演出が炸裂してましたね。
殺しのシーンで!!!
エリック花の仲間のオジイチャンを殺した女の殺害シーンなんて時間差で血がドボドボと出ちゃったんでゾクゾクと来ちゃいました。

それにしてもスイッチ爆弾でアレだけ緊張感を持たせる演出も凄いよね。
スイッチ押そうと思ったらトラックが前に停まっちゃったりとか、子供がいるから押すなとか・・・・何でもないようなシーンなんだけど演出力が凄いよ。

一番、上手いと感じたのは最初に殺されるパレスチナのテロリストね。
赤ワインと牛乳の瓶を持ったままエレベーターの前で撃たれるんですよ。
撃たれた衝撃で瓶を落としちゃって、赤ワインと牛乳とその人の血が混じっちゃうって言うシーンを見たときは思わず「上手!」と叫んじゃいました!

そう言えば、「ロストワールド」でもピーター・ストーメアが皆と逸れてコンピーって言う小さな恐竜に襲われて死ぬんだけど、そのシーンでも小川に赤い血が流れている映像を見て「上手い」と感じた事を思い出しね。

マニアックな思い出を書いちまった。

スピルバーグにしては珍しいシネスコサイズの作品でしたね。

評価は「優」です。

○「県庁の星」

エリート公務員の織田裕二がスーパーに派遣されて民間の仕事を体験するうちに自分が今まで持っていた考えが次第に変わっていく話!!

映画云々より、激痩せの織田兄貴の方が気になります。
アゴのラインなんてSMAPの草なぎ剛なみにシャープです。
何故、痩せたの?
世界陸上で叫びすぎたんですか???

今回の収穫は何と言ってもインテリ面を前面に押し出した眼鏡姿の織田兄貴です!
貴重ですよ。
サングラス姿は見たことはあっても眼鏡を掛けるシーンはあんまり見たことがないからね。

映画の出来は、うーん、うーん、うーん、だけど織田ファンは必見ですね。

評価は「可」です。

○「ナルニア国物語・第1章ライオンと魔女」

ジャパンプレミアって事で参戦しました。
上映前にプチイベントがあり、少々長かったです。
「ナルニア」だけに関西ではお馴染みの女芸人「なるみ」が登場したり、新喜劇の魔女「末成由美」が登場したりと「ここはNGKかよ」って言う感じでした。

第二次世界大戦中に疎開先の家で不思議な衣装ダンスを発見する兄弟たち。
そのタンスの先にはナルニア国へと繋がっており、自分たちが白い魔女と闘う運命にあるということを知り戦いに挑むのであった・・・。

と言う話。
それにしてもナルニア国に行くまでに1時間以上も掛かるって言うのは問題じゃない?
交通の便が悪いって言う意味じゃなくて、主要キャストの4人がナルニア国に行くまでに上映開始後1時間以上掛かるんですよ。
長げぇーよ!

でもね、ナルニア王国は凄いんだよ!!
引っ張って、引っ張って、やっと観客をナルニア王国に入れてくれるんだけど、ココから凄かった。

続きは劇場で!!

評価は「優」です。

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索