フィリップ・シーモア・ホフマンがオスカーを取ったね。
この人は脇役でかなり良い味を出す俳優だから大好きです。
オメデトー!!

<3月の映画評>

○「ジャーヘッド」
ぎりぎりセーフで最終上映日に間に合いました。
今時「ぎりぎり」と言う言葉は使うんでしょうか?

湾岸戦争の話。
随分と前の話になるんですね。
「ニュースステーション」で「パトリオットミサイル」がバンバン飛んでいる映像が流れていたのを思い出します。

監督が「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデスと言うことで映像を楽しみにしておりました。
主人公が一人も人を殺さない戦争映画と言うのも珍しいものです。
今までの戦争モノの作品をイメージして見に行くと肩透かしを食らうことは間違いないです。
「コマンドー」並みの銃撃シーンはありません。
ひたすら砂漠で演習する兵士たちの日常を描いているからであります。
カメラワークも凝ってましたね。
あくまでの兵士目線の映像が良かったです。

何かと話題のもっこりムービー「ブロークバック・マウンテン」にも出ているジェイク・ギレンホールが主役です。
アップになるたびに鼻の下のホクロが気になりました。
「恐縮です」って言う人が頭をよぎりました。

でもね、何だかんだ言ってもアメリカの軍隊モノには弱いんです、僕は!
何と言ってもね、向こうの俳優さんは迷彩服の衣装が似合う!
ヤラレタ。

評価は「良」です。

○「子ぎつねへレン」

目と耳に障がいを持っている子ぎつね(=その名もヘレン)を拾って育てることにした主人公の少年。
少年の家庭環境はウダウダなんだけど、それでも少年はヘレンを育てる!
それを見かねた獣医も助言を与えながら育てるも・・・。

この春「ナルニア」よりも、僕は是非「子ぎつねへレン」を見て欲しいです。
北海道の素晴らしい景色を背景に少年とヘレンの心温まる話に最後、僕は泣いちゃいました。
ズルイよ、その展開は・・・と思いながら「ありのり」のマチャミ並みに泣きました。

脇役の大沢たかお、松雪泰子もよかったけど、個人的には阿部サダヲの演技も必見です。

評価は「優」です。

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