♪チェケ♪チェケ♪ラッチョ♪チェケ♪ラッチョ♪〜キムキム兄やんに助演男優賞を〜

【4月の映画評】

○「花よりもなお」
「誰も知らない」の是枝監督最新作。
剣術が得意でない岡田クン演じる侍が長屋住人の協力を得て父の仇討ちを遂行する話と同時進行で「忠臣蔵」の話を盛り合わせたと言う時代劇ファンにはたまらない作品です。
とにかくメチャメチャ面白い作品に仕上がっていて、岡田クンの代表作になることは間違いない。
個人的には長屋住人のキムキム兄やんと上島竜平のキャラが好きです。
評価は「優」です。

○「バルトの楽園」
戦争中に徳島にあったドイツ人の捕虜収容所の話。
日本で最初に「第9」を演奏したのが、この収容所だと言われている。

「うーん、うーん、うーん」って言う感じですね。
普通の話なんですが、あきらかに観客層は40代以上の男女に絞られていますね。
出ているメンバーも実に渋い人ばかりでいいんだけどね。
演奏シーンがなければ、普通の歴史映画でした。
評価は「可」です。

○「チェケラッチョ」
次世代をになう若手俳優3人の高校生と女子高生の音楽活動と恋愛を沖縄を舞台に繰り広げる話。
オレンジレンジの楽曲を多数サントラに起用しているんだけど、何かが足りませんでした。
エンドクレジットで「製作：亀山千広」の名があっただけに残念な作品でした。
評価は「可」です。