今日は昼から明日の朝まで仕事なんで朝、更新。

＜1月の映画評＞

○「ピーナッツ」

ウッチャンこと内村光良監督の作品です。
寂れた田舎町に何十年ぶりに帰って来た主人公（ウッチャン）が、田舎町の再生を目指して野球チームを結成する話・・・。

適材適所に「内村ファミリー」的な芸人がカメオ出演していますね。
ナンチャンは・・・・・。
脇役を固めるのは、さまーず、TIM、ふかわりょう、と、内村プロデュースの面々です。
やはり、さまーずの演技は必見です。
早くも2006年度の助演男優賞にノミートです。

話自体もわかりやすく、最後はホロリとさせられて、いい感じに仕上がってました。
エンディングは、「NOーPLAN」が歌ってます。
評価は「良」です。

1月からのドラマが始まりましたね。

「西遊記」
いきなりキムタクが登場した点はビックリ。
そこまでして視聴率が欲しいの？
おそらくキムタクはラスボスなんでしょうね。
海外でのロケシーンに比べて、室内のセットがどうも安っぽく見えて全体的にスマスマのコントにしか見えない点が残念。
でも、ウッチャンと電車男のキャラが凄く面白いんで毎週見ます。

「アンフェア」
何気に見ていたら面白い。
犯人が誰なのかも気になるし、篠原涼子をはじめとして脇役のキャラも全員いい感じ。
このドラマは視聴率が安定するんじゃないの。

全部のドラマは見れないけど、この二本は見ると思う。

と言うことで首を長くして待っていた、「12人の優しい日本人」の大阪公演の初日に行ってきました！

知っている方も多いと思いますが、もしも日本でも「陪審員制度」があったとしたらと言う設定の物語です。

登場人物は以下の12人↓
http://www.wowow.co.jp/stage/nihonjin/index2.html

三谷脚本だからと言うことでチケットを取ったんですが、実は生でまた、温水洋一と小日向文世の演技が見たかったんです。

WOWOWで1月末に放送があるんで、詳しくはストーリーを語ることは出来ませんが、最高の出来です。

シリアスな話なのに全体的にはコメディ。
笑いのツボをわかっている三谷脚本は凄いです。
細かすぎるネタも最高。
恐らくWOWOWではカットされるであろう、A元建築士ネタとか・・・。

会場で売っていたパンフレットと「ぬっくんTシャツ」を買っちゃいました！！
舞台はやはり生で見るのが一番。
主演の江口洋介がめちゃカッコよかったっす。

余談ですが、古畑SPの第3夜の回に登場した小日向文世さんのキャラと名前は「オケピ」の引用ですよ。
ピアノ奏者から俳優に転向したんですね（笑）

司会の「おりも政夫」です。
プレゼンター兼秘書の「岡部まり」です。

では、各賞の発表です。

＜洋画ベスト10＞
1位：「50回目のファーストキス」
2位：「スター・ウォーズ・エピソード3・シスの復讐」
3位：「セルラー」
4位：「最後の恋のはじめ方」
5位：「フライト・オブ・フェニックス」
6位：「オペラ座の怪人」
7位：「きみに読む物語」
8位：「甘い人生」
9位：「宇宙戦争」
9位：「キングコング」

＜邦画ベスト10＞
1位：「THE　有頂天ホテル」
2位「電車男」
2位：「春の雪」
4位：「妖怪大戦争」
5位：「砂の器・デジタルリマスター版」
6位：「真夜中の弥次さん喜多さん」
7位：「交渉人・真下正義」
8位：「逆境ナイン」
9位：「男たちのYAMATO」
10位：「サマータイムマシーン・ブルース」

＜作品賞＞
洋画：「50回目のファーストキス」
邦画：「THE　有頂天ホテル」

＜監督賞＞
洋画：ジョージ・ルーカス「スター・ウォーズ・エピソード3・シスの復讐」
邦画：行定功「春の雪」

＜主演男優賞＞
洋画：ヴィン・ディーゼル「キャプテン・ウルフ」
邦画：神木隆之介「妖怪大戦争」

＜主演女優賞＞
洋画：リンジー・ローハン「ハービー・機械じかけのキューピット」
邦画：竹内結子「春の雪」

＜助演男優賞＞
洋画：アンディ・サーキス「キングコング」
邦画：唐沢寿明「THE　有頂天ホテル」
　　　田中直樹「逆境ナイン」

＜助演女優賞＞
洋画：ダコタ・ファニング「宇宙戦争」
邦画：大楠道代「春の雪」
　　　YOU「THE　有頂天ホテル」

＜12月の映画評＞

○「Mr＆Mrs．スミス」
ブラピとアンジェリーナ・ジョリ子主演映画です。
オープニングのカウンセリングのシーンから僕は一人で笑いっぱなしでした。
夫婦間のズレを観客に分かりやすく表現していたんでしょ。
でもね、何と言ってもブラピですね。
スーツ姿のブラピが大好きなんです、僕は。
タマラナイ、かっこ良過ぎです。
ジョリ子の思わせぶりな表情が多少気になりますが、ブラピ目当てで見に行っても十分楽しめる一本です。
評価は「優」です。

○「キングコング」
上映時間が3時間以上を超える作品に関して、トイレの心配をしないといけないんです、僕は。
トイレが近いもんで・・・・。
だもんで、「キングコング」を見る前は朝からコップ一杯分程度の水分しか飲まずに参戦しました。
髑髏島に行くまでに2回睡魔に襲われて撃沈されそうになったのですが、髑髏島で現地住民（ある意味、一番怖かった）が現れた所から目がパッチリ！
コング登場、草食恐竜の怖さにビックリ、ナオミ姉さんが木の中に逃げ込んだ時に出てきた昆虫に座席からズリに落ちそうになったり、ニューヨークの劇場に登場したコングの姿を見て「SMかよっ！」とツッコンだりと見所いっぱいの作品でした。
評価は「優」です。

○「THE　有頂天ホテル」
2005年の最後に見た作品です。
最後に見れて良かったです。
大晦日のホテルが舞台の作品ですからね。
年明けに公開しても意味が無いような気がしないでもないんで・・。
三谷幸喜監督、4年ぶりの新作です。
とにかく出ているメンバーが凄い！！

＜ホテル関係者＞
役所広司、戸田恵子、伊東四郎、生瀬勝彦、香取慎吾、松たか子、オダギリジョーなどなど・・・
＜宿泊客及びカウントダウンパーティ出席者＞
佐藤浩市、津川雅彦、西田敏行、麻生久美子、篠原涼子、唐沢寿明、YOU、寺島進などなど・・・

他にも色々な方がカメオ出演で出ているんで要チェックです。
流石は日本のジェリー・ブラッカイマーの亀山千広がプロデュースしているだけあって主役クラスの人が集結しております。
これだけ集まるとキャラ祭りなんだけどね。
特に芸能プロダクション社長の唐沢寿明と専属歌手にして、その愛人のYOUのコンビのエピソードが個人的なお気に入り。
YOUの熱唱シーンは必見です。
個人的には若ハゲなんだけどめちゃめちゃ字が上手いホテルマンのオダジョーのシーンも好き！！

とにかく凄く、凄く、凄く、凄く、面白い作品でした。
評価は「優」です。

昨日、HNKハイビジョンで「土方歳三・最期の一日」が先行放送していたね。
90分で五稜郭の戦いをどう描くかを楽しみにしていました。
うーんと言う感じでしたね。
面白いんですが、三谷作品って言う感じでしたね。
「鵺」と「加藤清正」ですね、印象に残ったのは・・・。
「加藤清正？？？？？？？？？？？？？？」
新撰組の発足当初のメンバーが出てきたシーンは懐かしかった！
土方が亡くなった時に、近藤勇が迎えに来た時は涙でした。

I’m　Home！！

「おすぎ」は絶賛！！
「井筒」は激怒！！の結果に相成りました。
orz

後は皆様の判断に委ねます。

＜11月の映画評＞

○「男たちの大和」
いやぁ、寒いね。
薄着で梅田ブルク7まで行ったら、帰りが物凄く寒かった。
上映終了後に反町隆史、山田純大、松山ケンイチ、佐藤監督の舞台挨拶付きの試写会に参戦しました。

2回目の観賞になります。
わけあって前回の感想は公にはUpしておりません。
全国での試写が始まったので、今宵、感想を書きますね。

物語は現代から始まります。
中村獅童の義理の娘の鈴木京香が大和が沈んだ海域に船を出して欲しいと言うシーンから物語りは始まります。
そして、大和の生存者の仲代達也と「ラストサムライ」と共に海へ・・・開始10分ぐらいは「大和」は登場しません。
久石譲の作曲したスゲェーかっこいい音楽と共にタイトルが出て「大和」の全貌がスクリーンいっぱいに映し出されます。

大和の乗組員の特年兵のエピソードがほぼ中心です。
幼馴染の女友達（蒼井優）のエピソード、死ぬと分かっている戦いに子供を向わせる母親（白石加代子、高畑淳子、余貴美子）の悲しいエピソード、恋人（寺島しのぶ）との別れのエピソード・・・などが大和の戦い以外で描かれております。
皆、共通して「死んじゃあかん」って言う台詞を言うんですが、グッときちゃいますね。
戦争に子供を送り出す、お母さんの「気持ち」が痛いほど伝わってくるんですよ。
子供を持たれている親御さんにとっては、かなりグッとくるシーンです。

勿論、大和内部の話も充実しております。
反町隆史、中村獅童は元より、脇を固める俳優人が豪華です。
渡哲也に至っては渋すぎる！
高知東知、山田純大の軍服姿のカッコよさも捨て切れませんが、やはり長嶋一茂でしょ！
何時もとは違う、一茂が見られます！
ほんでもって「北京原人（本田博太郎）」も1シーンだけ出演するんで要チェックです。

何よりも凄いのは、レイテ沖大戦と沖縄総攻撃のシーンです。
アメリカ軍の飛行機が突っ込んできたり、撃ち落とされるシーンの大半がニュース映像からの拝借な点は残念なんですが、それ以外の戦闘シーンは凄いです。
「プライベートライアン」と「パールハーバー」を足したような感じです。
「BR2」なんて比較にならないからね。
とにかく凄いです。
このシーンだけ見れば「邦画？」と思ってしまうぐらい凄いです。
あえて監督はそういう演出をしたんだと思いますが、戦闘シーンだけ物凄く音響（効果音）が大きいのとサントラもガンガン鳴ってます。

上映時間2時間35分は長いような短いような気もしますが、シネマスコープサイズの作品なんで迫力ある映像なんで是非、劇場で見ることを勧めます。
「天皇万歳」と言って死ぬと言う昔ながらの映画ではないんで安心を！
テーマは「愛」です。

評価は「優」です。

気になる曲があるんです。
「Dr．コトー診療所」のSP版のクライマックスシーンで生徒たち全員が卒業式で歌った時から気になっておりました。
でも、何と言う曲かが分からない。
スゲェー、涙腺ウルウルする曲なのに・・・。

そして、一昨日。
拉致議連の集会の模様がニュース映像で流れておりました。
横田さん夫妻が新潟市内で公演をしている映像です。
その映像の最後に公演を聴きに来ていた小学生たちが、その曲を横田さん夫妻に勇気付ける曲として歌っているではないですか！

やっとタイトルと歌詞が分かりました
http://bunbun.boo.jp/okera/haho/believe.htm

小学校などでの卒業式の定番になりつつある曲みたいですね。
なるほど。

今、読み終わりました。
リリー・フランキーって、何者？
と、「ココリコミラクルタイプ」を見ながらいつも思っていたんですが、いいホンを書く人なんですね。
関心。

この本と映画「春の雪」は是非、見た方がいいよ。

「遅いよ」って怒られるかもしれませんが、「SAW」をDVDで観賞しました。
「見た方がいいよ」と勧められてはいたんですが、見る時間（正確にはレンタル店に行く時間が・・・）がなかったもんですから見れずじまいでおりました。
では、感想を。

＜10月及び11月の映画評＞

○「キャプテンウルフ」
ヴィン・ディーゼル主演のアクション作！かと思いきやアクションコメディ映画です！
やはりマッチョな俳優はシュワ知事やスタローン同様にアクション映画も出たり、コメディも出たりとしないとね！
米軍の特殊海兵隊のディーゼルが、一癖も二癖もあるチビッコたちを護衛する話！
とにかく面白い！
何時もとは何かが違うディーゼルを見たい人は必見。
評価は「良」です。

○「博士の愛した数式」
交通事故による後遺症で80分間しか記憶が持続しない数学博士（寺尾聡）の元で家政婦（深津絵里）として働くことになったシングルマザーとの交流を描いた作品。
「雨上がる」「阿弥陀堂だより」の監督だけにかなりスローテンポな展開なんで多少じれったい感じはするんですが、それを全て深津絵里の存在感で消し去ってます。
全編エプロン姿の深津絵里にノックアウトKOでした。
メイドカフェかよっ・・・・。
評価は「可」です。

○「ALWAYS・3丁目の夕日」
キタァーーーー我らが「ROBOT」製作作品です。
昭和30年代の日本が舞台の映画だけあってオープニングの東宝のロゴを昔のバージョンにしている辺りがニクイよ、全く。
ハリウッド映画だったら配給のロゴをイジルことはあるけど邦画では珍しいね。
映画の方は安心して最後まで見られる感じです。
要は可もなく不可もない。
ただクライマックスシーンを予告編で見せ過ぎている感が否めない点が惜しい。
でもね、セットの出来栄えが凄い。
評価は「可」です。

○「SAW」（DVDによる自宅観賞）
コレは凄いね。
まず設定がいいよね。
目覚めたら見知らぬ場所にいて、目の前には頭を撃ち抜いた死体と、対角線上には見知らぬ男。
ほんでもって足は鎖に繋がれていて身動きが取れない。
異常な犯人が仕掛けた設定から二人は抜け出せるか？って言う内容。
見事にヤラレタね。
僕は見破れなかった、オチを。
改めて、物語を語る上での小道具の重要性を教えられた一本ですね。
参った、参った。
評価は「優」です。


そう言えば、ブッシュが明日の夜、京都に来るんだね。
めちゃ警備が厳しいよ、全く。
金閣寺を観光するみたいですね。
生・ブッシュが見れるかな？
密かにその近辺に行く用事があるもんで・・・。

金閣寺と言えば足利義満なんですが、来年の大河で三谷幸喜が足利義昭を演じるみたいですね。
コレも楽しみ。
あとビデオに撮った、昨日の「トリック」も・・・・。

Oh！
来年の1月27日に「志村けんのバカ殿様・DVD−BOX」の発売決定！！
コレは買わねば！！

そして、今日。
今日はOffの日でございます。
天気も良かったので外に出かけました。
とりあえず、京都駅に！！
バスに乗って観光地にでも・・・と思ったんですが、相変わらずバス乗り場が観光客＆就学旅行生で激コミだったんで、あっさり却下。
て言うか、皆、何故、バスに乗るんだ！
地下鉄があるだろ！
最寄り駅から歩いていける距離に寺とかないの？
ないのか？
その辺が京都にいる身なのに、よく分かっていません。
悲しいっ。

だって車があるもん！！

で、映画を見に行く事に！
金券ショップで今、公開している作品でチケットがあるやつがないかと見たんだが、やっぱりなかった。
「男たちの大和」の前売り券が千円で売ってた！！
何？？？？？？

審議の結果、「春の雪」を見ることに！
ちなみに二回目。
「セカチュー」で行定作品を見てガックリしたアナタ！！
コレは是非、見てください。
今年見た中で「電車男」に次ぐ出来です。
確実にベスト3に入るよ。

恋愛に不器用な清様と、清様の事が大好きな聡子の悲しい結末を是非、映画館で！！

それにしてもカメラワークがいいね。
ウォン・カーワイ作品の撮影カメラマンを連れて来ただけあるよ。
本当に良い！
嘘じゃない。

おいっ、おいっ、バレンタインさんよ、空気よめよっ。
ロッテ4連勝って・・・。
バレンタイン監督って吉本興業所属タレントって知ってた？
野球以外での日本でのテレビ、雑誌の仕事のマネジメントは吉本に託してるんだって・・・。
バレンタイン兄さん！ですね。

の、前に先日「天保12年のシェークスピア」を見ました！
蜷川演出の舞台を生で見るのは初めてです。
とにかく凄かった。
圧倒的な演出と舞台セットに驚かされましたね。
上演時間も4時間とかなりの長丁場でしたが、全然平気でした。
幸運な事に舞台を見ている間は咳もおさまってくれたしね。
舞台見終わった後から、また風邪をこじらせちゃいました。

キャストの表情などが肉眼で確認できるほどの席をゲットできたのも光栄でしたね。
主演の唐沢寿明、藤原達也、篠原涼子、高橋恵子、夏木マリ、勝村政信、西岡徳馬、白石加代子・・・と、かなりの豪華メンバーの演技は凄かった。
一本の舞台でこれだけの出演者が一同に集まるのも蜷川幸雄の魅力の一つなんでしょうね。
個人的には端役で出演する、たけし軍団のグレート義太夫がツボでした。

この舞台が気になる方は今すぐWOWOWに加入せよ！
12月に放送されますんで！！！